日別アーカイブ: 2012年6月18日

それぞれの立場から見えてくるもの…

もう何を聞いても驚かなくなりました…(^^;)

あるチームでは、学校の行事と、チームの活動が重なった場合
指導者が「学校を休め!」と言うそうです。

学校の行事より、チームの活動を優先???
私には、まったく理解できません。

週末に大事な試合があると
親は、金曜日に学校を休ませて、その試合に備えるそうです。

試合中、点差がつき大勢が決まると
監督がベンチ前の椅子に座って、寝ているそうです。

素晴らしいチームですね。
強いチームだそうで、さぞお喜びのことと思います。
これからも益々ご活躍ください。
陰ながら応援させていただきます。

 

さて、子ども達の活動の場は

「チーム」
「学校」
「家庭」

この3つの場所での、行動が気になるところです。

ある地域のクラブチームで活動している子ども達の
学校での評価が、極めて低いそうです。

週末の活動で疲れ果て、授業にまったく集中できずに
すべてが「野球中心」の生活で、何をしに学校に来るのか
まったくわからないそうです。

進学は、チームがお世話してくれるので
野球だけ頑張れば、何とかなると思っているせいか
学校では、周りに対しても良い影響を与えません。

チームを預かっている指導者は
その現状を、どう思っているのでしょうか?

一人の子どもを、みんなでサポートするのが
私は変人なので、当たり前と思っています。

学校の先生
チームの指導者

この二者の関係が、一人の子どもをサポートしながら育てるのは
おかしいでしょうか?

チームの指導者が、学校での生活が気にならないのは変な話です。
チームの活動が問題なければ、それで良いはずはありません。

現実に、学校では、週末の活動の影響が出ている子どもも
少なくはないと思われます。

学校の先生の話を聞かないのであれば
チームの指導者が「諭す」のが、当然です。

「学校での生活態度はどうでしょうか?」
「チームでも指導しますので、先生もご協力ください!」

お互いを高め合うことで、子どもへの向き合い方に
変化が出るのは必然です。

協力する事
助け合う事

「そんな暇はない」と思う心が
指導者の資質となって、現れるのではないでしょうか?