教えない指導
「自分で考えること」と
「人から教えてもらうこと」には
のちに想像を上回る大きな差となります。
「させる練習」と「する練習」は
人生をも大きく左右します。
子どもの成長を急ぐあまり
ついつい「答え」を与える指導は
子どもから「考える力」を奪ってしまいます。
子どもは本来、好奇心が旺盛で
好きなものに対しては
発見することが得意中の得意です。
その持って生れた特徴を遮るのが
「押しつけ」です。
こうやって打て!
こうやって投げろ!
こうやって捕れ!
などは、最も陥る簡単な例です。
答えを教え続けると言うことは
子どもは何も考えない・・
ヒントを出し続けると言うことは
子どもは考え続ける・・
子どもは勝手に伸びていきます。
答えは子どもの中にあります。
子どもがせっかく好きで始めた野球なのに
良かれと思って指導したことが
野球嫌いにしてしまった過去を
多くの方が知っています。
その多くを「子どものせい」と
思っている大人が多いのが
今の野球人口減少の要因です。