月別アーカイブ: 2010年6月

尊敬の念・・・

サッカーワールドカップ!

ベスト8を賭けたパラグアイ戦はPK戦の末、残念ながら敗れました。
選手の皆さんはもちろんですが、すべての関係者に
スポーツの素晴らしさを世界中に示してくれたことに
「尊敬」と「感謝」の気持ちでいっぱいです。

国を背負うという重責!
背負った人にしかわからない世界です。

そしてその重さを知らない人達、知ろうとしない人達は
「岡田監督を解任しろ!」などと大会前に大騒ぎ!

そして、いざ大会が始まり一次予選を勝ち上がると
今度は「岡田は凄い!」と手のひらを返したように大騒ぎ!

「お祭りなんだからいいじゃない」との声もありますが
何だかとても悲しい気持ちになりました。

渋谷で大騒ぎして人に迷惑を掛けている人種は放っておいて
私達はスポーツに携わっているわけですから
何かを学び、何かを人(子供)に伝える必要があります。

私が今大会で印象に残ったシーンは
PK戦で駒野選手が外した、その瞬間です。

テレビは岡田監督の映像にすぐ切り替わったのですが
その時・・・
岡田監督の表情は・・・
「ピクリ」とも動きませんでした。

私はその動じない表情を見て
「選手を信頼しているなぁ~」と感じました。

そして、敗れた試合後に一人一人の選手の労をねぎらい
抱きしめていました。

子供たちの失敗に怒鳴っている人達は「学ぶ」べきです。
一人一人を労う姿勢は「真似」するべきです。

それは子供たちもプロ選手も同じ人間だから・・・

人の心や痛みがわかる人間は、国や言葉を越えます。
パラグアイの選手からも教えられたのではないでしょうか?

スポーツの素晴らしさを子供たちに伝えてください。

まずは自分!

自分は成長しなくていいから
その代わり、子供には成長して欲しい!

だから・・・
そのためには・・・

「勉強しなさい!」
「練習しなさい!」
「仲良くしなさい!」

そして、それは
あなたのことを考えて・・・
あなたのために・・・

子供には苦労させたくない!
子供には幸せになって欲しい!

しかし、それはちょと違ってます(^^;)

一番の苦労は
子供が成長しないことではなく
自分が成長しないこと。

一番の幸せは
親の手を借りず
子供が「自立」すること。

「そんなことわかってる!」

いやいや!
わかっていないから、子供のやる気を奪っているのです。
わかっていないから「イライラ」するのです。

自分を磨くことをしなくなったら
周りの人を幸せにするパワーは衰えます。

言葉を悪く使うと
「子供を利用して幸せになろう」
と言う考えは、うまく行くはずがありません。

まずは、自分を磨くこと!

「きっかけ野球塾」個人レッスン7月予定☆

蒸し暑い日が続いている中、お疲れさまです。
7月の個人レッスンスケジュールをお知らせいたします。

第一週 ツꀀ 1日(木) 
第二週 ツꀀ 6日(火) ツꀀ7日(水)  8日(木)
第三週 13日(火)ツꀀツꀀ 14日(水) 15日(木)
第四週 20日(火)ツꀀツꀀ 21日(水) 22日(木)
第五週ツꀀツꀀツꀀ27日(火)ツꀀ 28日(水) 29日(木)

お問い合わせ・申込み先は
juku@mft.jp まで

6/26(土)の「きっかけ塾」が終了しました

今回の講師は

ロサンゼルスドジャース・スカウトの
小島圭市(こじま けいいち)さんをお招きしました。

自身の現役時代の故障にまつわる話から
いかに「体」が大切であるか・・・

「自発的に」という観点から
子供たちには、自分の力で朝起きること
遅れたっていいじゃないか!
そうすれば行動が変わる・・・

一歩一歩上がっていくメジャーの育成方法・・・

食事・トレーニング・休養のバランス・・・など
とても興味深い内容のお話でした。

あっという間の3時間!
参加者の皆様と楽しい時間を共有しました。

ご参加いただき、ありがとうございました♪

次回は7月31日(土)です。
詳細は近日中にお知らせいたします。

自分との戦い☆

山を登っていると、途中すれ違う人達と「こんにちは~」と
気持ちよく挨拶することができます。

「目指す山が同じであること」
「澄んだ同じ空気を吸っていること」が大きく関係していると思います。

その他にも、景色の素晴らしさであったり
苦しい上り坂を共に汗をかくことであったり
時間を共有していることであったり・・・

目の前の大自然を見て、争いごとはバカバカしいので
ほとんどの人が「いい表情」をしています。

「目の前の景色」は精神を安定させる効果があります。

大自然の前だけでなく
日常の景色やグランドでの景色や空気は
人間の成長に大きく関連しています。

家庭、学校、職場、地域、国・・・

どこであっても「イライラ」は最大の敵です。

指導者の最大の敵は
教えても出来ない子供に対して
「イライラ」すること!

親の最大の敵は
教えても、言っても聞かない我が子に対して
「イライラ」すること!

「イライラ」しているから
また「イライラ」することが目の前で起こってしまいます。

「教える」とか「指導する」ということは

この最大の敵である「イライラ」をどうコントロールするかに
かかっていると思います。

子供相手に「技術の失敗」で怒鳴っている方々は
大変残念ですが、自分自身を律する力が劣っている方々です。

私も、毎日格闘中です・・・(^^;)