最近、野球の技術を伝える際に、箸の持ち方を例に出します。
「箸を逆手に持って食べなさい!」
逆の手を使ったことがない人であれば
イライラするのは当たり前です。
そんな時ほど、その人間の性格が出ます。
「もう、や~めた!」と諦める人!
「食えればいい」と箸の持ち方を気にせずに
左に持って食べる人!(笑)
「言われたことを守り、我慢強く継続する人!」
まぁ、色々あって良いでしょう(^^;)
実は高校時代、私は右利きなので
「左手はグローブを持つ手」ということで
全員がグローブを持つ手に神経が通うように・・・との狙いで
左手に箸を持ってご飯を食べる練習をしました。
「うまくなりたい」一心です。
最初に数日はストレスが溜まります。
「なんでこんなことをするんだろう?」
「こんなことをして本当に上手くなるの?」
悪魔がささやき始めます(^^;)
「もう止めちゃいな!」
でも一週間辛抱して続けていくと
自然に何事もなく食べれるようになりました。
そして一度覚えた感覚は、今でも忘れていないので
右手でも左手でも、箸を使いこなすことができます。
野球の技術も同じ認識です。
やはり根気強く、継続する事が大切かなと・・・
そう思います。
ちょっとくらい我慢の出来る子供を育てたいですね。
「根気強さのある人間」
たった数日の努力もしないで
たった数日の我慢もしないで
立った数日の継続もしないで
私たちは大きな何かを失っているのかもしれません。