サッカーワールドカップ!
ベスト8を賭けたパラグアイ戦はPK戦の末、残念ながら敗れました。
選手の皆さんはもちろんですが、すべての関係者に
スポーツの素晴らしさを世界中に示してくれたことに
「尊敬」と「感謝」の気持ちでいっぱいです。
国を背負うという重責!
背負った人にしかわからない世界です。
そしてその重さを知らない人達、知ろうとしない人達は
「岡田監督を解任しろ!」などと大会前に大騒ぎ!
そして、いざ大会が始まり一次予選を勝ち上がると
今度は「岡田は凄い!」と手のひらを返したように大騒ぎ!
「お祭りなんだからいいじゃない」との声もありますが
何だかとても悲しい気持ちになりました。
渋谷で大騒ぎして人に迷惑を掛けている人種は放っておいて
私達はスポーツに携わっているわけですから
何かを学び、何かを人(子供)に伝える必要があります。
私が今大会で印象に残ったシーンは
PK戦で駒野選手が外した、その瞬間です。
テレビは岡田監督の映像にすぐ切り替わったのですが
その時・・・
岡田監督の表情は・・・
「ピクリ」とも動きませんでした。
私はその動じない表情を見て
「選手を信頼しているなぁ~」と感じました。
そして、敗れた試合後に一人一人の選手の労をねぎらい
抱きしめていました。
子供たちの失敗に怒鳴っている人達は「学ぶ」べきです。
一人一人を労う姿勢は「真似」するべきです。
それは子供たちもプロ選手も同じ人間だから・・・
人の心や痛みがわかる人間は、国や言葉を越えます。
パラグアイの選手からも教えられたのではないでしょうか?
スポーツの素晴らしさを子供たちに伝えてください。