月別アーカイブ: 2007年12月

視力!

昨日は群馬県のお世話になっている先生方と
忘年会&反省会&今後について語り合いました。

昔に比べると中学生の視力が明らかに低下しているそうです。

私の知り合いの親父は、息子が小学4年生の時に
視力がガタっと落ちたので「ゲーム」を禁止にしたそうです。

その子もすでに中学3年生!
ゲームにはまったく興味がありません。

親が本当に子供を守るという意味はこのような事かもしれません。
目先の事より将来を見据えた親の判断に
迷わずその子供は「野球」を選びました。

「買い与える事」だけが愛情ではなく
「買い与えない事」も愛情です。

「親の責任!」
重い言葉です!

Merry X’mas☆☆

皆さんの家にはサンタクロースはやって来ましたか?

もし私もプレゼントがもらえるなら・・・
「グラブ」が欲しいなぁー

私がマスターズリーグで使っているグラブは
現役時代に使用していたものです。
引退してもう13年!
もうボロボロです。
修理をしたり、手入れをしたり・・・

他にも何個か持っていますが
なかなか気に入ったグラブと出会えません。

もうここまで来たら愛着があるので
手放せないと思います。

物が溢れている時代!

「物を大切にする!」と言う当たり前のことを
子供たちに伝えたいと思います。

現役プロ☆

師走とはうまく言ったもので
何かとバタバタ忙しい時期。

そんな中、昨日は恩師を囲みプロ現役選手4名と仲間による忘年会!
見渡すと豪華な顔ぶれでした!

ついこの間まで学生だったのに、プロ野球の世界で活躍しています。
何だか不思議な感じがしましたが皆逞しく成長し
楽しい時間を過ごさせてもらいました。

オフシーズンですが、すでに来期に向けてトレーニングを開始しています。
よく遊び、よく食べ、よく寝て、よく練習する。

そして何よりもよく学んでいます。
さすがプロの意識の高さを目の当たりに感じた一日でした!

大先輩!

昨日は沖縄・宜野湾でのマスターズリーグ!
東京ドリームス対福岡ドンタクズ戦は
延長までもつれましたが、残念ながら東京はサヨナラ負け!

しかし、試合を通じて学ぶ事はたくさんありました。

東北高校の大先輩・若生智男さん(元阪神タイガース)が
今年から大阪ロマンズより移籍され一緒にプレーしています☆

1937年4月5日生まれ 70歳。
昨日の試合では先発としてマウンドに上がり
1イニングを投げきりました。

球速も数年前に120キロを計測!
信じられません!
体の使い方もフォームも見事です☆

その若生さん!
試合前にも入念なウォーミングアップ!
そしてランニングもきっちりこなしています。

昨日の試合では一塁ゴロに対してのベースカバー!
そのスタートの速さは超人的です。

試合後に聞いてみました。
その答えは・・・

「壁に向かってピッチングしてるよ!」
「体は動く限り鍛え続けるさ!」

本当に偉大な大先輩です。

私の例で言うと、現役を終えて数年は指導者としての
環境はありましたが、あまり体を動かしませんでした。

いつのまにか口先だけの指導になってしまい
「自分は何でも出来る」と錯覚に陥りました。

このマスターズリーグでプレーする場をいただき
改めて体を鍛え、プレーの難しさに気が付くことができました。

その事が子供達を指導するにあたり財産になっています。
体力も若い頃に比べたら天と地!
しかし、その体力が落ちたおかげで
「体を正しく使う!」事を学べています。

プレーする事によって新たな「発見」や「気づき」が生まれました。

機会がありましたら若生さんのピッチングをご覧に
球場にぜひお越しください☆

致命傷(^^;)

月曜日は石巻で
火曜日は仙台でスクールがありました。

やはり関東地方とは一味違う東北の寒さ!
そんな時、背中は丸まり両肩が上がってしまいます。
気温によっても姿勢は崩れてしまいます。

さて、スクールでの会話!

ある選手の怪我の報告を受けました。
どうも肩が痛いようです。

 私:「おい、○○君!肩が痛いって聞いたけど・・・」
   「大丈夫?」

選手:「はい、大丈夫です!」

このような会話は皆さんの近くでも良くある話です。
しかし、大丈夫ではない事の方が多いものです。

基本的には良い事ではありませんが
プロ野球では状況により、痛めていても我慢が必要なケースもあります。

しかし、現在ではなく将来を見なければいけない子供達!
この「大丈夫」と言う言葉に危険を感じます。
運悪く無理をして致命傷になってしまう例も少なくありません。
それがきっかけで手術をするケースも発生しています。

たとえば試合前に

監督:「おい、○○!肩はどうだ?」
選手:「はい、大丈夫です!」
監督:「そうか!じゃぁ投げてくれ!」

本当は痛くて投げれない状態なのに!
指導者からしてみれば「聞いたら大丈夫って言ってたのに・・・」
「何で言わなかったんだ!」

「大丈夫です」の言葉の先にもう一歩踏み込む必要があります。

子供にしてみたら正直に話したくても話せないオーラが
我々大人から出ている可能性があるのでは?

日頃から選手とのコミニケーションが大切であることを再確認しました。