怒鳴られていることに慣れている子どもは
「考えようとしない」傾向が強いように思います。
言葉の意味を噛み砕くのは、どう考えても難しく
「考えろ!」と言ったところで
「やらないと、怒られる・・・」
この心理が大きく働き、逆に考えることをさせないように
大人が仕向けてはいないでしょうか?
大人の指示ばかりがグランドを
こだましているチームがあります。
試合中にこんな光景を見せられました。
「走れーーーー!」と怒鳴られた子どもは
走ろうとしたのに、一旦動きが止まってから
走り出しました。
案の定、ベンチに帰ると
スタートが悪いと説教されていました。
「また怒られる・・・」
この心理は、子どもの動きを止めてしまいます。