結果が全て?

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勝てばご機嫌
負ければ不機嫌・・

勝敗によって大人の態度が変われば
子どもの心は

「負けたらどうしよう」

思い切ったプレーを生みにくい環境が
生まれてしまいます。

子どもの気持ちを理解出来る人であれば

勝ち負けで機嫌が変われば
人の顔色ばかりを伺う人が生まれ

人が見ていればやっている振りをし
見ていなければ何もしない・・・

そんな「ずるい心」を育ててしまう
環境が生まれてしまいます。

特に子どもの時期は
結果で判断するのではなく

全力でプレーできたかどうか
その一点を見てあげることは
出来ないものかと感じます。

全力でチャレンジしたのに
失敗して怒られてしまえば
萎縮してしまい、チャレンジし続けることが
出来なくなってしまうでしょう!

「私、失敗しないので・・」

「ドクターX」のドラマのような人は
野球界にはいません。

野球は未来永劫、失敗のスポーツです。

放ったらかし・・

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親は「子どもの成長」を願っています。

職場では若い人を育てたい・・
と言ったように、それぞれの立ち位置で
人の成長を願うものです。

人が人に対すると
そこには上下関係が存在し

他人であれば
この人は信頼でいる人
この人はいい加減な人

そんな人を見る目を持ち
人を評価し、そこで終わりです。

しかし、家族・職場・チームともなれば
上の立場の人は、下を育てる
責任が発生するのが当然です。

そんな当たり前のことは
誰しもが「百も承知」しています。

しかしそこがうまく行かず
「育て方」で悩み、苦しんでいます。

試行錯誤の中、丁寧に優しく
理論的な方法で育てようとし
その結果は、複雑に糸が絡んだ状態で
なかなかうまく行かない現状が
ないでしょうか?

子どものために・・

その願いが、本当に子どものために
なっているでしょうか?

ヒントを与え
見守り

行き詰まったら
「どう?」
と声を掛ける土台は必要です。

しかし、子どもの関わる環境の多くは
子どもの世界に、大人が介入し過ぎています。

一例をあげるとすれば

暑ければ服を脱ぎ
寒ければ服を着る

そこも子どもの判断です。

ついつい「~しなさい!」
と命令してしまいますが

子どもに任せ
子どもを信じ
小さな失敗を繰り返し・・

風邪を引いても
それもまた必要な経験です。

「放ったらかし」は
今の幼少時代の子どもには
必要な精神と考えています。

逆に成人を越えてしまうと
「放ったらかし」は
出来なくなってしまいます。

親の役目???

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キャンプでは、ご飯の準備も
子どもたちにやってもらいます。

「やったことな~い!」

ご飯はどっちに置く?
味噌汁は?
箸は?

ふだん保護者の方に
「当たり前」に準備してもらい
食べるだけの子どもたちは
ご飯の位置すら記憶していません。

良かれと思っての大人の行動は
子どもの「能力」を
奪ってしまう可能性があります。

成長具合によって
年齢は異なりますが

特にスポーツに携わる目的のひとつに
「自分で出来ることは自分でやる」
という項目があります(笑)

どこかのタイミングで
子どもの自立心を育てるためにも

食事の準備をしたり
片付けたり
自分でおかわりしたり・・・

食器を片付けて
水につけたり
つわ者は洗ったり・・・

「男はやらなくていい!」

そんな考えもあるかもしれませんが
子どもには経験させるべきと考えています。

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宮代スクール会場変更

宮代スクール関係者の皆さまへ
お知らせです。

9月25日(月)の宮代スクール会場が
以下のとおり変更となります。

ご迷惑をおかけいたしますが
宜しくお願い致します。

※開催会場
幸手市立吉田小学校
埼玉県幸手市惣新田3159