日別アーカイブ: 2014年2月28日

目線・・・

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野球シーズンに入り、すでに
大会も増えてきました。

お互いのベンチから聞こえてくる大人の声は
「怒鳴ってばかり」のマイナスの言葉ばかり・・・

子ども達の日頃の成果を試す場が
まるで大人の「怒鳴り合い合戦」
になっているチーム・地域があります。

試合だけかと思いきや、練習も同じで
怒鳴りながらイライラしています。

「なんでできねぇんだよ!」
「しっかりやれよ!」
「いつも言ってるだろ!」

発する言葉は、
すべて自分に跳ね返ってきます。

発する言葉は
その人自身です。

尊敬する方から
そう教えられました。

大人と子どもは身長差があるので
子どもは、それだけで目線が上になります。

それだけで充分です。

子ども達のプレーに関する失敗は
怒鳴る必要はまったくありません。

助け合わなかったり
協力しなかったり
人を傷つけたり・・・

そんな時は「叱る」と言いますが
時にはそんなレベルではない場合もあります。

いざという時に
思いっきり「怒鳴れる人」になるために
自分自身を「律する力」が必要です。

そのためには、いつも
子どもと同じ目線になれるかどうかが
大きな鍵を握っています。

日頃から怒鳴ってばかりでは
子ども達の心の声は

「また始まったよ~」

でしかありません。

「怒鳴る指導」を封印してみませんか?
一番救われるのは、怒鳴っている人自身です。