少年野球は、野球界発展のために
欠かせない位置にあります。
研究会で地域の生の声を聞くと
今の現状に危機感を覚えます。
一番大切な位置でありながら、
指導者育成システムが構築しておらず
サッカー界から大きく遅れをとっています。
サッカーの指導者が怒鳴っている光景は
ほとんど無くなったそうです。
しかし、野球のグランドでは
怒鳴らないチームを探すのが大変です。
指導者育成に連盟で取り組んでいる地域がある一方で
野ざらしの地域も少なくありません
指導者育成システムを、野球界も見習うべきです。
一例をあげると
公益財団法人日本体育協会では
公認スポーツ指導者養成の制度があり
テキスト「共通科目Ⅰ」の始まりに
・指導者の役割り
スポーツ指導者とは
指導者の心構え
など、指導者の資質向上や
社会的価値の向上について
学ぶことができます。
このテキストに目を通せば
「指導者として自分」
と、照らし合わすことができるでしょう。
野球界は数多くの組織・団体があるため
サッカー界のように、上から下まで
一本化するのは困難ですが
大きな改革が必要な時を迎えています。
「野球離れ」が深刻です。
その理由の多くは
「つまらない」から・・・
技術向上させる指導者はたくさんいますが
「野球の楽しさ」を伝えることの出来る
指導者が育成されていません。
そこが弱点であり、盲点です。
一生懸命教えてるのに・・・
子ども達に成長して欲しいのに・・・
思いは同じであっても、方法論を間違えれば
目指す目的地は変わってしまいます。
子どもを指導するのは簡単ではありません。
だからこそ、自分を磨く必要があります。