特に小・中学生には
失敗を恐れずに
「積極的」な考えを持たせる環境が
必要だと考えます。
初球は待て?
高目に投げるな?
低めの球は打つな?
この考えの行先は
「萎縮する力」と「諦める力」を生みます。
戦略を重んじるチームの環境は
大人の考えや教えをそのまま実践し
子どもたちの考える力を生み出さず
言われた通りに、そして子どもたちの野球が
大人から怒られないような野球へと向かいます。
これを「強いチーム」と考えている大人が
圧倒的に多いのが野球界の現状です。
「子どもが主役」の野球ではなく
「大人の都合の野球」がほとんどで
子ども達は野球が楽しいの?
感じる力は身につくの?
自立に向かうの?
そんな誰しもが
「お前は何様だ!」と思われてしまうような
生意気な考えを持ち続けています。
少子化問題だけではありません。
野球チームの減少は深刻です。
野球界は底辺拡大と言いつつも
現状はトップレベルの環境整備が主で
「子どもたちの環境整備」は
世界から遅れを取っています。