月別アーカイブ: 2008年10月

八方塞(はっぽうふさがり)

「八方塞」の意味は・・・

他人の援助や信用などをすっかり失ってしまっていること。
どの方面にも障害があって手の打ちようがないこと。

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マスターズリーグの東京ドリームス開幕まで40日ちょっと!
ちょっと目を慣らすためにバッティングセンターへ行って来ました。

と言っても、目的は打つわけではなく
140キロのスピードを体感する事(^^;)
ゲージの後に座っていただけですが
最初はそのスピードにビックリ!
しかし、不思議と目は慣れていくものです☆

バッティングセンターは子供から大人まで大盛況!
中には女性も楽しんでいました。

目を引いたのは親子で来ている人の多さ!
父親だけでなく、母親の多さにも驚きました。

息子が打っている後で
「しっかり打ちなさい」
「しっかり振りなさい」
「ボールを見なさい」

などなど・・・よくわからないアドバイスを
一生懸命に送っています。
しかも打つ間際まで喋っています???

もし私が打席に入っていたら
うるさくて集中できないでしょう(笑)

自分が投げているなら別ですが
バッティングセンターは、同じ間隔でボールがやってきます。

子供にもっと考えさせたり、自由に打たせたり・・・
アドバイスはゲージから出た後でも良いのでは?
子供であってもそれぞれ感覚は持っています。

「今はどうだった?」
「今度はこうしてみたら?」
「今はどうだった?」

この繰り返しが大切です。

打席は子供の領域です。
何でもかんでも大人が入り込んではいけません。
そうしないと子供の感性が磨かれないような気がします(^^;)

その子は、一球一球打った後に親の顔を見ていました!

敷かれたレール(^^;)

子供たちがどんな道を歩むのか?
楽しみでもあり心配でもあり(^^;)

常にまっすぐの道を歩むとは限りません。
時には脱線しかける場合もあるでしょう!

私は脱線ばかり・・・
しかし、運良く近くにいる大人に恵まれました。

「親」「先生」「友人の親」「近所の大人」
いろんな人に声をかけてもらいました(^^;)

子供は「やってはいけないこと」を知っています。
それを犯した時に、近くにいる大人が
「見て見ぬ振り」をしてしまったら・・・(><)

悪いことをしたら、どこの誰だか知らない大人に
怒られた記憶があります。

子供たちの成長には
「大人の教え」「大人の支え」が必要です。

服装が乱れたら!
時間を守れなくなったら!
挨拶をしなくなったら!
言葉遣いが悪くなったら!

「見て見ぬ振り」をしてはいけません。
「思春期」という言葉で片付けるのもどうかと思います。

私は「口うるさいオヤジ」目指して頑張ります(^^:)

どこに向かってる(^^;)

職業柄かどうかはわかりませんが
すぐに人間ウォッチングしてしまいます(^^;)

特に野球に携わっていそうな人は
不思議とその匂いを感じるものです。

立ち方、歩き方、身だしなみ、行動・・・
とにかく気になってしまいます(><)

高校生を見ると、その学校の特徴が見えてきます。
特に「身だしなみ」と「服装」は
そのチームの色が顕著に現れるものです。

特に「まゆげ」!
今時の流行で綺麗に整えているのであれば許せますが
一本の細い線のような「まゆげ」は
いかがなものかと思います。

それを許している「親」と「指導者」
古い考えと言われても私は許せません。
そんな小さな所から人は乱れて行きます。

小学生の茶髪!
親を見ると「なるほど」と頷けます。

決してそれを「個性」とは呼べません。

あくまで野球界の話ですが
その子たちの行く先が心配です(^^;)

なめたらいかんぜよ!

プロ野球のOBが野球教室をする場合
ボールの握りの説明を必ずします。

軟式も硬式もまったく同じです!

子供たちに「ボールの握りを見せてごらん!」
と言って確認すると
人差し指と中指の縫い目のかけ方がバラバラ(^^;)

左投げの場合、縫い目を上から見ると「C」の上に指をかけます。
右投げの場合はその反対で「⊃」の上に指をかけます。

※写真は横から見た握りです

問題は親指の位置です(^^;)
ストレートを投げているのにスライダー回転の多くの場合
この親指が中心にありません。

手が小さい子供は4点で押さえてもかまいませんが
ある程度の年齢になれば3点で押さえる方が
回転の多いボールを投げることができます。

そのためにも親指の位置に注意してください。

ゲームのAボタンを押すところや
拇印を押すところ・・・でボールを押さえると
それだけで指先の力の方向がスライダー回転する
準備を始めてしまいます。

「ツメ」のすぐ横の部分で押さえるのがポイントです☆

知っているようで知らない!
わかっているようでわかっていない!
出来ているようで出来ていない!

「ボールの握り」は盲点だと思います(^^;)

そう考えると「スピナー」はありがたい商品です☆

すでに差が・・・(><)


仙台城跡に立つ伊達政宗の騎馬像

スクールでは「身のこなし」の大切さを指導しています。

最近の子供たちは姿勢が崩れ
野球に於いては、「真っ直ぐ立てない」という点や
「股関節の硬さ」や「足首が動かない」などなど、、、
プレーする以前の「姿勢の悪さ」の問題点が増えています。

ほとんどの指導者の方々が、そんな所には目を向けず
野球の細かい技術指導、いわゆるテクニックに走っています。

決してそれも間違いではありません。
運の良い子は、教えなくても勝手に成長します。

私が気になるのは、いい素材なのに
ある時期に来ると壁にぶち当たり
伸び悩んでいる子供たちです。

その場合、何か「体」に問題があるのでは?
と疑います。

特に小学生の場合は遊びの中から「動き」を覚えます。
野球の練習に例える「遊び」
それは「ウォーミングアップ」です。

伸ばすところは伸ばす!
曲げる所は曲げる!
しかも、大きくダイナミックに!

そして「人の話を注意深く聞く」

野球が上手くなるコツは
そんな所に隠されていると思います☆

スクールでは、そこに「気がついた子」と
「気がつかない子」で大きな差がついています。