日別アーカイブ: 2017年5月28日

理解できません!!!

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子どもが

「肘が痛いです」
「肩が痛いです」

と言うと

たとえば投手の子に

「じゃぁ、負担にならないように
 外野を守りなさい」

と指導者が気を配ると言う話を聞きました。

「気を配る」と言う意味合いが
違っていないでしょうか?

「子どもを守る」方向性が間違っていなければ

今日は投げるな!!!
今日は試合に出なくて良い!!!

と判断し、投げたい子どもの心を
抑えてあげることが「気を配る」大人の考えです。

ある指導者は
「良いピッチャーが投げないと相手に失礼!
 だから投げさせる!」
と答えました。

それは大人のエゴであり
大人のエゴのために
子どもが犠牲になる必要は
まったくありません。

もし相手の指導者が
「こんな投手を投げさせるなんて失礼」
と言葉を発するだけではなく
脳裏にその思いが走るようでは

その大人もまた
子どもの成長を手助けできない
残念な指導者です。

あるチームの監督は
相手の子どもがエラーすると

「下手くそだなぁ~」

と、暴言を吐きました。

少年野球界が変わらないのは
技術指導が悪いわけではなく
「考え方」が変わらないからです。