☆全国少年少女野球教室☆

社団法人全国野球振興会(日本プロ野球OBクラブ)主催の
第17回ダイワハウス全国少年少女野球教室が
北海道江別市にある野幌総合運動公園野球場で開催されました。

いつもお世話になっている北海道北見市の伊藤さんが
わざわざ4時間以上掛けて会いに来てくれました。
ありがたいです。

開催前の空き時間を利用して見聞を広げに・・・


札幌オリンピックが開催された大倉山ジャンプ競技場

私は、極度の高所恐怖症なので下から覗いたのですが
あんな高さから飛んでくるなんて信じられません。


羊ヶ丘展望台

クラーク博士の立像が有名です。
後方には札幌ドームも・・・!
羊もいました。

“Boys,Be Ambitious”
「少年よ、大志を抱け」

とてもいい言葉です。

時代の変化・・・

時代に「流れ」があるように
野球にも「流れ」があると思います。

当時、流行していたファッションを
数十年後に振り返ると、ビックリすることも・・・(^^;)

ユニホームの着こなしも、大きく変化しました。

昭和は「根性野球」が主流で
1年365日、休む事など考えられませんでした。

休む=罪悪感

今は・・・

高校野球ですら、週に一度は練習を休む高校が
増えているようです。

「昔のスタイルを、子どもに求める」

少年野球の現場では良く聞く話ですが
少し違うような気がします。

新しい物が半分!
昔から変わらない物が半分!
そこに「良い加減」が生まれます。

指導者の位置付けも、昔とは少し違ってきました。

「教えること」
「伝えること」

は、当然大切なことですが

「一緒に楽しむこと」

が、加わってきたように感じます。

子どものために、必死になることは素晴らしいことですが
「一緒に楽しむこと」を忘れないで欲しいと思います。

一緒にとは・・・

口だけではなく、一緒に体を動かして
汗をかくことです。

大人と子どもが「ハイタッチ」出来るチーム環境が
私は大好きです。

不思議なこと!

南三陸町・星さんから写真が届きました。

津波の被害に遭い、自宅に行って見ると
一番最初に目に飛び込んで来たのがこのグローブで
ガレキの上にポツンと泥まみれになってあったそうです。

このグローブは、南三陸町で初めてサマーキャンプを開催した時に
あまりにも充実した素晴らしいキャンプだったので
当時、一番大切にしていたグローブを星さんにプレゼントしました。

泥まみれのグローブを持ち帰り、日陰に乾し
磨いたらピカピカになったそうです。

「このグローブが私にとっての復活
そして復興へのスタート(きっかけ)だと感じてます」

そう星さんは語ってくれました。

まだまだ被災地は課題が山積みですが
一歩一歩、確実に前に進んで欲しいと思います。

このグローブ・・・
生きているような気がします!

南三陸町・星一敏さんからのメッセージ

この度は心温まるご支援、寄せ書き、
励ましの手紙本当に有難うございます。
特に野球道具は多くの子供達が
津波により流されてしまった様で大変喜んでいました。
早速避難所では、子供達が明るい声で元気に
キャッチボールをしている姿が目に飛び込んできました。
一瞬ですが、被災した事を忘れる事が出来ました。

さて、今回全国の皆様からご支援そしてご協力を賜りましたが、
現状では恩返しが何一つ出来そうにもありません。
しかし、被災した私達が今出来る事、
それは一日も早く南三陸町を復興させること!
それが全国の皆様への恩返しだと思っています。

現段階では、復興までどれほどの時間が必要か正直私にもわかりませんが、
長い道のりになることは間違いなさそうです。
今ここで元気にキャッチボールをしている子供達が
我々大人に前へ進む勇気をくれてます。
子供達と一緒に復興への道のりを歩んで行きたいと思います。
どうかそれまで、温かい心と長い目で見守って頂ければ幸いです。

近い将来、南三陸町(平成の森球場)で元気な姿でお会いしましょう。

南三陸町 星一敏