謙虚であるべき☆

親はわが子が可愛いため、
実際の力以上にひいき目に見てしまいます。

しかし過去を振り返ると、本当に能力のある選手の親は「謙虚」です。
本当に能力のある指導者も、また同じような傾向があります。

「傲慢な態度」
「威張る」
「自慢する」

これらの行為は誰しもが陥ってしまう傾向があるので
気をつけなければいけない行為です。

弱い犬ほど良く吠える・・・という戒めのような表現の言葉がありますが
グランドで怒鳴り散らしている指導者
自慢をしている親を見ると

「あーこの人は可哀相な人だなぁー
「会社や社会では、人の上に立てない人なんだろうなぁー
「弱い子供相手に威嚇して、何が面白いんだろう?」
「自慢ばっかりしてたら嫌われるぞ」などなど・・・
とても悲しくなってしまいます(^^;)

子供と同じ視線、同じ立場になって考えたりする事ができない原因は
いったいどこにあるのでしょう?

当たり前の事なのに
「グランドでの喫煙」
「怒鳴り散らす指導者」が後を絶ちません(^^;)

すべては「謙虚」ではないから!

それ故、本人が気がつかない!
だから学ぼうともしないし、人の話を聞こうともしない!
もしかしたら「俺は素晴らしい指導者」「私は理想の親」
と思っているかもしれません。
そう思った途端に進歩しなくなるのに・・・(><)

手柄は自分!
失敗は人のせい!
いますよね、このタイプの大人が・・・(^^;)

やはり人間は、仮に損をしたとしても「謙虚」であるべきです!
その「心」がないと「子供に教える立場」として
ユニホームを着てはいけないのではないでしょうか?

「俺は何十年も教えてるんだ」!

これは進歩しない人の口癖です!

親のスタンス(^^;)

私は小学生時代は野球チームに所属しませんでした。
初めてチームで活動したのは中学生からです。

そんな影響かどうかわかりませんが
「親が野球を見に来る」のが大嫌いでした(^^;)

さすがに全国大会の時は、親には何も言いませんでしたが
普段の練習でさえ「来なくていい」と訴えていました。

理由はあの過酷な練習を「見られたくないから」
「心配をかけたくないから」です。

今の少年野球界を見ていると、親の熱血振りには驚かされます(><)
それぞれ関わり方は意見が違うと思いますが
私は、少し離れて目立たない木の陰から
コッソリ覗いているような大人を見ると
この人はスポーツを理解している大人だな・・・と感じます。

子供をスポーツを通じて「自立させる」!

皆さんはどのように子供を自立させようと考えていますか?
私は非協力的と思われても、「子供は宝」と言う信念は
持ち続けたいと思います。

一歩も二歩も引いた応援の仕方・関わり方もあると思います!
それが私のスタンスです。

経験と自信☆


小学生で親元を離れアメリカへ♪
//////////////////////////////

子供たちが忙しい時代(^^;)

親が自分たちの失敗経験を元に
子供には同じような失敗をさせまいと、最善を尽くします。

そのひとつに習い事!
一週間の習い事がビッシリ(><)

遊ぶ暇はあるの?
甘える場所はあるの?
はけ口はあるの?
ストレス溜まらない?

親の答えは
「ちゃんと考えてます」!

平日は習い事!
週末はスポーツ!
食事のバランスも考え、しっかり栄養も取り
睡眠時間もたっぷり摂らせます。

しかし・・・
落とし穴はありませんか?

それは親が望んでいることで
子ども自身が望んでいることですか?

良い子は、親の喜ぶ顔が大好きのようです。
だから親が喜ぶように何でも一生懸命頑張るそうです。

私は宮城県の田舎育ち!
習い事は、中学生の時に英語を週一で習った程度!

その他の時間は、友達と野球・サッカー・かくれんぼ・缶けり・・・
とにかく暗くなるまで遊んだ記憶があります(^^;)

悪ガキだった私は「まじめな良い子」を見ると
なぜか心配になってしまいます(^^;)

子供の育て方はいろいろです。
勉強はもちろん必要です。
それと併せて、「遊び」や「スポーツ」からコミュニケーション能力を学び
人に対する「優しさ」や「思いやり」「感謝の気持ち」
を植えつけさせたいと私は考えています。

「負けず嫌いな人間」
「リーダーシップを発揮できる人間」

子供たちは、もっとのびのびと多くの経験を積んで
大きく成長してもらいたいと思います。

小学校からの「詰め込みすぎ」に
危機感を覚える今日この頃です(^^;)

「詰め込みすぎ」になっていませんか?

夢と魔法の国♪

「明日の試合で打てるように」
「明日の試合でバッターを抑えられるように」教えてください!

そんな言葉を耳にします。

そんな魔法を使えたら・・・
そんな夢がすぐ叶うなら・・・

その力を継続するのは難しいでしょう!

「覚える」
「身につく」

それには「時間」と「継続する力」が必要です。

残念ながら特効薬はありません。
野球の技術習得には時間が必要です。

漢方薬のように、あとからジワリジワリと効いてくる薬が
一番効果があると思います。

それには「基本」を学ぶこと!
単純な練習を繰り返すこと!

心は、「人との出会い」や「本との出会い」で
きっかけを与えられ、短時間で変わる可能性があります。

大人の・・・
指導者の・・・
「学ぶ姿勢」が問われる時代です!

八方塞(はっぽうふさがり)

「八方塞」の意味は・・・

他人の援助や信用などをすっかり失ってしまっていること。
どの方面にも障害があって手の打ちようがないこと。

//////////////////////////////////////////////////

マスターズリーグの東京ドリームス開幕まで40日ちょっと!
ちょっと目を慣らすためにバッティングセンターへ行って来ました。

と言っても、目的は打つわけではなく
140キロのスピードを体感する事(^^;)
ゲージの後に座っていただけですが
最初はそのスピードにビックリ!
しかし、不思議と目は慣れていくものです☆

バッティングセンターは子供から大人まで大盛況!
中には女性も楽しんでいました。

目を引いたのは親子で来ている人の多さ!
父親だけでなく、母親の多さにも驚きました。

息子が打っている後で
「しっかり打ちなさい」
「しっかり振りなさい」
「ボールを見なさい」

などなど・・・よくわからないアドバイスを
一生懸命に送っています。
しかも打つ間際まで喋っています???

もし私が打席に入っていたら
うるさくて集中できないでしょう(笑)

自分が投げているなら別ですが
バッティングセンターは、同じ間隔でボールがやってきます。

子供にもっと考えさせたり、自由に打たせたり・・・
アドバイスはゲージから出た後でも良いのでは?
子供であってもそれぞれ感覚は持っています。

「今はどうだった?」
「今度はこうしてみたら?」
「今はどうだった?」

この繰り返しが大切です。

打席は子供の領域です。
何でもかんでも大人が入り込んではいけません。
そうしないと子供の感性が磨かれないような気がします(^^;)

その子は、一球一球打った後に親の顔を見ていました!