努力する才能・・

一人の若者が大学での四年間を終え
野球から離れる決意をしました。

今までたくさんの子どもたちに出会い
指導する立場ではありながらも
子どもたちから多くの学びをもらいました。

今まで、こんなに努力をした選手は
いただろうか?

今までこんなに根気強く粘り強く
努力し続けた選手はいただろうか?

正樹はそんな選手でした。
尊敬します。

大人が子どもと向合うときに
人間としての内面や性格を
見抜く必要性があります。

口だけで努力しない選手
人が見ていれば練習しているふりをして
要領良く立ち回る人間も存在します。
それもまた人間です。

ただ、そんな人間を
「信頼」することができないだけです。

「野球を通じた人間作り」
を謳うチームはたくさんありますが
普通の人間は怠け者ばかりです。

皆さんのチームに職場に学校に
そんな正直に努力し続ける人は
いませんか?

来年から社会人として世の中に飛び出す若者を
これからも応援し続けます。

「正直に生きること」を
正樹から教わりました。

正樹の「正」は
正直に生きて欲しいという
親の願いがあったのではないでしょうか?

第5回オンライン研究会

11月21日(土)
19時30分からオンライン研究会を開催します。
参加費は無料です。

子どもの教育方針のひとつに
「子どもの自主性を伸ばす」
と言う言葉をよく耳にします。

しかし私たち大人や社会は
そう導いているでしょうか?

子どもは大人の許可を得てから
行動する習慣が良くも悪くも身についています。

野球の中でも指導者の思い通りに
まるで駒のように動かされているシーンばかり。

研究会に参加をご希望の方は
jbbl@mft.jpまで。

zoom参加に必要な詳細をお知らせいたします。

苦手なこと・・

車屋さんに点検に行ってきました。

店内では、おしぼりに
好きな飲み物にお菓子付で
至れり尽くせりです。

帰る際は、国道に出てから
100メートルを過ぎるまで
見送りとお辞儀・・

それこそお客様が
見えなくなるまで ^^;

いつも「そこまでしなくても」
と思っています。

それを望むお客さんもいるのでしょうが
個人的には本当に苦手です。

自然な形が良いと思いますが
それが当たり前と言う人は
私とは馬が合いません(笑)


そんなに怒鳴ってどうする?

教える策がなくなると
人はイライラして、怒鳴り出す。
それは未熟な証です。

あの手この手で
何かを探すしかありません。

怒鳴ってばかりだと
子どもの頭の中は

「また怒鳴ってるし・・」

その子どもも影響を受けて
上手くいかなくなると

すぐに投げだしたり、怒鳴ったりしてしまう
そんな危険と隣り合わせです。

子どもは大人の背中を見て成長するのです。

BBクリエイトオンラインサロンにて

22日(木)の夜は、BBクリエイトオンラインサロンにて
お話をさせていたたく機会をいただきました。

主宰されているのはドミニカ野球に精通しておられる
堺ビッグボーイズ・阪長さん。

ドミニカの教育スタイルは、研究所の考えに
近いものがあります。

「今ではなく、少し先を見据え
 無理をさせずに、時間をかけて
 慌てずに、のんびり」

そんなイメージです。

日本のスタイルは
『先ではなく、目先にあるもの」欲しがり

子どもに対して、結果を早く欲しがる傾向があります。
その年代年代で優勝を目指し
子どもに対して、心身共にストレスを与え続けます。

長時間練習や怒声罵声は当たり前。
多少の痛みは仕方ない、我慢しろ!
これでは野球人口が減少するのは当たり前です。

阪長さんとの会話で
「日本人は横着なのでは?」

確かにそう思います。

「育てる」とは時間をかけること。
手っ取り早く育てようとするのは
横着以外の何ものでもありません。


ゆっくりじっくり
手間と時間をかけて育てることが
後の大きな土台になるはずです。

とりあえず・・
手っ取り早く・・

人を育てることは、そう簡単に
達成できるものではないことに
改めて気付かされました。