⚾第12回2018サマーキャンプ⚾

元プロ野球選手4名と
現役プロ野球選手トレーニングコーチによる野球合宿。

今年のテーマは「スピード」です。

野球基本技の習得はもちろんですが
「速く走る・速く移動する」など
参加者の子どもたちの「走力向上」を目指します。

また、野球を楽しむ中から
自分で考え行動する力を身につけます。

野球仲間との親睦、親子のふれあいなど
ぎっしり詰まった野球合宿です。

主 催:NPO法人日本少年野球研究所

共 催:有限会社 エム・エフ・ティー

日 時:2018年8月13日(月)・14日(火)・15日(水)  2泊3日

会 場:小鹿野町総合運動公園野球場 (埼玉県秩父郡小鹿野町大字飯田)

宿 舎:小鹿荘(埼玉県秩父郡小鹿野町三山243  TEL 0494-75-0210)

◆講 師◆
大川 章 (元ヤクルトスワローズ 投手)
佐藤 洋 (元読売巨人軍 捕・内野手)
森 博幸 (元西武ライオンズ 内・外野手)
平岩 時雄(平岩スポーツコンサルタント)
渡辺 俊介(元千葉ロッテ 投手)

※現時点での講師予定です。 
 場合により変更する可能性もありますので
 ご了承ください。

◆アクセス◆
電車の場合 上越新幹線・高崎線「熊谷駅」より無料送迎バスにて70分
車の場合  関越道「花園IC」→国道140号(寄居・長瀞方面)
→国道299号(小鹿野・志賀坂方面)
→小鹿野町内「黒海土バイパス前」交差点を通過
→三田川小学校の1.5km先右側に小鹿荘
※ 球場は「黒海土バイパス前」交差点そば小鹿野町総合運動公園

◆参加対象◆
小学生高学年(3~6年生)・中学生
大人(指導者、上記参加保護者)
※軟式・硬式球を問いません

感情のコントロール・・

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少年野球はもちろん
家庭や職場でもすぐに怒鳴る人の多くは
感情のコントロール能力に問題があります。

イライラや不安、不平不満に愚痴などの
マイナスの言葉のオンパレードで

子どもが失敗した場合でも
責任の矢印は自分に向くことはなく
子どもを責め立てます。

子どもに「変化」を求めますが
自分を変えようとはしません。

「自分が変わる」ことが問題解決の突破口ですが
そこにたどり着きません。

そもそも「思い通りに行かない」ことが基本であり
そこを理解していれば、「感情のコントロール」が
制御不能になることはありません。

「怒る」と「叱る」の差は
このあたりに存在します。

特に子どもの指導に関わる大人は
思い通りになるためには
時間と我慢が必要です。

それが基本です。

もしすぐに思い通りに行くのであれば
それは「感謝」であり
「傲慢」になることだけは避けたいものです。

お叱りを受ける言葉ですが
グランドで指導者が威張っている姿は
時代遅れではないでしょうか?

チーム事情

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「どこを守りたい?」

そんな質問を子どもたちにしてみると
ある子どもは、こう答えました。

子:『今はサードを守っています。
  でも本当はショートをやりたいです。』

私:「練習でいろんなポジションをやればいいのに?」

子:『そんなことをしたら怒られます。
  ポジションは監督が決めます。』

私:「なるほど・・・」

選択肢はいくつもあると思いますが
子どもが守りたいポジションを守らせることは
とても大切なことではないでしょうか?

チーム事情

ポジションを固定したほうが
試合での勝利の確立があがるそうですが
その考えは、本当に子どものためでしょうか?

特に小・中学生の時期は
多くのポジションを経験することで

そのポジションの面白さや大変さを知ることであったり
一人の選手の酷使を防ぎ、障害予防につながるとも考えます。

1つのポジションを極める大切さも否定しませんが
「この先」一人の子どもの適性や可能性を見抜くことは
そう簡単な事ではありません。

ポジションを固定せずに
小中学生時代を過ごすべきと考えます。

試合がチーム事情で不可能であれば
練習でも構わないと思います。

そのことが子どもの可能性を広げ
あわよくば将来指導者になった時に
生きてくるかもしれません。

子どもの口から出た言葉

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今日のスクールで、子どもが仲間に向かって
こんな言葉を投げかけました。

「おい~、ストライク入れろよ~!」

子どもの口から出てくる言葉は
日頃のグランドで大人が発している言葉です。

強い口調ではなかったのが救いですが
スクールの最後に、みんなで話し合いました。

「逆の立場だったらどうなる?」

子どもたちから出たのは

・余計に意識してストライクが入らなくなる
・プレッシャーになる
・ボールを置きに行く
・体が開く

などの答えでした。

 

「どんな言葉をかければいい?」

・俺のところに打たせろ!
・腕を振れ!
・楽しめ!
・大丈夫、大丈夫!

などが出ました。

子どもたちは大人の真似をします。
大人はプラスの言葉を使うべきです。

取材・・

お父さんとお母さんのための総合サイト

「ヤキュイク」様に
取材していただきました。

https://www.yakyuiku.jp/article/1404/

少年野球界の流れと日本少年野球研究所の考えには
大きな差があると感じています。

大切なものを見つめ直す
「きっかけ」になれれば幸いです。

ぜひご一読ください。
前編となります。

https://www.yakyuiku.jp/article/1404/