埼玉スクールの子供たち
身振り手振りの教えで技術を掴むこともありますが
言葉によって「ヒント」をいただき
そこから考え、実践し新たな発見をする場合もたくさんあります。
忘れかけていた大切なことを何かを通じて
「気がつかされる」ことも良くある事です。
石巻の実家で、ボ~ッとテレビを見ていました。
どこのテレビ局で何と言う番組かも覚えていないのですが
「寒じめほうれん草」を作っている農家の人を
取り上げた番組でした。
「寒じめ」とは、寒さにあてることによって糖分が蓄えられて
野菜の甘さが増す栽培方法だそうです。
「育てるのは大変ですね~」と問いかけたところ
「大変だと思ったら育てられないでしょ!
面白いと思ってるから育てられるんだよ!
面白くないと思ったら、野菜だって面白くね~べぇ!」
人の受け取り方はいろいろあると思いますが
私にとっては、強烈な言葉でした。
「味のある人間」だから「味の良い野菜」を育てられるし
「こだわりのある人間」だから「こだわりのある野菜」が
育てられるのではないかと強く感じました。
野菜の身になって育てているわけですから
いい野菜が育つはずです。
「人」を育てる上でも忘れてはいけない大切な言葉に
出会うことができました☆