どんなに優秀なパイロットでも
どんなに運転の上手なドライバーでも
どんなに有名な料理人でも
どんなにプロ野球選手でも
みんな初心者からのスタートを切っています。
いきなり現在の力が身についていた人はいません。
時間と年月の積み重ねにより、今があるはずです。
自動車学校の教習車が制限速度を守り
慎重な安全確認にイライラしている人がいます。
さらに上級なアホは後から車を煽っています。
「自分も同じ時期があったくせに・・・」
電車の中で赤ちゃんの鳴き声にイライラしている人!
「お前もそうやって大きくなったくせに・・・」
人の立場になって考えれば簡単な事なのに
心の余裕がまったくなく、その事にも気が付きません。
免許を取ったばかりでドライブに出掛けたとしましょう♪
あなたは若葉マークをつけた初心者です。
「ドライブ」は昔からの憧れでした。
しかも買ったばかりの新車です。
助手席にはあなたの身近な人を想像してください。
(その人は車の免許を持っています)
前日に洗車も完了!
楽しい時間を過ごすためにCDも準備しました♪
天気も最高☆
さぁ、いよいよ出発です!
すると、助手席の人が・・・
「何で、もっとスピードを出さないの!
ほら、そこを右!
そこに歩行者がいるじゃない!
どこ見てるの!
信号が変わる!
何で車線変更しないの!
もういいよ!下手だなぁー運転変わろう!」
これでは初めてのドライブも楽しくはありません。
その人とは二度と車に乗らない・・・と思うかもしれません。
「もうちょっとスピードを出しても大丈夫じゃない?
次の信号を右だね!
歩行者がいるから気をつけてね!
運転うまいじゃない?」
こんな感じだと益々ドライブが好きになるかもしれません。
「また行きたい!」
その思いはとても大切です。
野球も同じです。
最初から完璧な子供はいません。
失敗の連続です。
指導者自身ができないくせに、なぜ子供に怒鳴ってばかりいるのでしょう?
「野球は楽しくない!」
子供にそう思わせてしまう罪は大きいと思います(^^;)