日別アーカイブ: 2010年11月19日

指導者の言葉から見えてくる環境・・・

何気にグランドや球場のスタンドに足を踏み入れると
そこにいるチームの空気が伝わってきます。

「おっ!子供たちが元気だなぁ~」

そう感じる時は心がワクワクします。

問題なのは、やたらと大人が賑やかで、
その真逆に子供たちがおとなしい時・・・

大人の発する言葉は、チームそのものを現しています。

「何やってんだよ!」
「しっかりやれよ!」
「ばかやろう!」

この手の言葉が聞こえてくると
日常の指導内容や、その人の能力が垣間見えてきます。

「世の中の厳しさを教えてる」とか
「甘やかさないように教えてる」とか
「悔しさを教える」とか
「やる気を出させる」とか・・・

そんな野球を知らない人が
「そうなんだぁ~」と思うような言い訳はいりません。

教える方法を知っているうちは丁寧に教えます。
教える方法が無くなった途端に「イライラ」して怒鳴り出します。

子どもたちが、失敗した時
子供たちを怒鳴って、その責任を子どものせいにするのではなく

「俺の教え方が悪かったなぁ~」
「どうやって教えたら上手く出来るかなぁ~」

そう考えるべきだと私は強く思います。

怒鳴っている指導者は
怒鳴るしか方法がないから怒鳴っているのです。

「子どものために」と言っているかもしれませんが
間違っても「子どものために」なっていません。

解決するためには、この方法しかありません。
それは「イライラしない」ことです!