月別アーカイブ: 2018年12月

優先されるべき大切な物

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野球と空手が大好きな子が
空手の大会に出場し
ベスト4まで勝ち上がりました。

野球チームから言われたのは
「おめでとう!凄いね!」
ではなく

「練習に遅刻するのは許されない」
「空手の大会に出て練習を休むのは許されない」
「休んだら試合には出さない」

でした。

この歪んだ大人の道徳心は
子どもの可能性の芽をを積む行為であり
時代遅れです。

子どもは野球も大好き
空手も大好きなのです!

一人の大人が
子どもの可能性の芽を摘む権利は
どこにもありません。

子ども自身が、どちらか一つを選ぶのであれば
問題がありませんが、今回のようなケースの場合

両方頑張れるように、チームとしても
バックアップしてくれるような
指導者の存在があれば
また違った選択肢もあるのではないでしょうか?

「二刀流」

子どもが幸せになることが
最も優先されるべき物であり

チームの勝利や、指導者の名誉は
あとからついてくるものです。

一つのポジション
一つの競技
一つのことに打ち込む事の
素晴らしい世界は存在します。

しかし、子どもの可能性は無限大です。

今回のケースで、大人が

「お~凄いなぁ~」
「おめでとう!」
「また次も頑張れよー!」

と言えなかった事と
野球人口減少は繋がっています。

次のステップへ・・

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レッスン生の「ひかりちゃん」が
大学に合格したと報告にきてくれました。

高校の授業で作った
大根やブロッコリーを
いただきました。

ありがとうございます。

次のステップでも「笑顔」いっぱいで
楽しんでください。

心の問題・・

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昨日は東京都町田市で
東京新聞・東京中日スポーツ新聞社
主催の野球教室がありました⚾️

野球教室前の控え室・・
講師の皆さんとの会話は内容が濃く
勉強になることばかりでした(笑)

そして野球教室本番!

経験豊富な先輩方の言葉を
簡単に聞き流す中学生もいて
本当にもったいないなぁ〜と・・

上手くなりたい
学ぼうとする姿勢がなければ
人は成長できません。

学ぶ力・・

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子どもたちに楽しんでもらうためには
大人が学ぶ必要性を感じます。

子どもたちの持っている才能を
最大限引き出すためには・・

技術論だけではたどり着かない世界があります。

環境作り

「伝える・教える」ためには
物事の考え方が大きく影響し

「どう判断するか?」
「どう行動するか?」
「どう言葉をかけるか?」

それらの総合した物が
「指導力」と呼ばれるのではないでしょうか?

先日、長時間のワンバウンド捕球で膝を痛めてしまい、
長期休んでいる子どもに対して
その指導者は、こんな言葉を
子どもに投げかけたそうです。

「お前は、どれだけチームに
迷惑をかけたら気が済むんだ!」

こうなると、いくら技術を知っていたとしても
指導者の資質はまったくないのと同じです。

また同じ失敗を繰り返すでしょう!

当たり前のことかもしれませんが

人は学ぼうとしているから学べます。
あらゆる人から学ぼうと思う人は
あらゆる人から学べます。

「きっかけ塾」はそんな志を持った方の集まる場所です。
ぜひ足をお運びください。

https://mft.jp/school_kikkake201812.htm

触らない・・

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「右打ちの子どもを、左打ちに変える」

そんな人生を左右する一大決心を
まだ骨の成長が止まらない時期に

『右が打てないから・・』
『ファーストベースに近いから・・』

そんな理由で、指導者が「命令」することに
違和感を覚えます。

本人が希望するのであれば
その決断を応援することはできますが
簡単な事ではありません。

両打ちであれば、体のバランスを整えるためにも
可能性を高めるためにも
遊びの中で取り入れることには賛同します!

同じように、投手のフォームを
「上投げ」の子どもを「下に下げる」なんて
恐ろしいの一言です。

野手のように、色々な角度から投げるのであれば
遊び感覚であれば、有効な手段です。

いずれも・・

「遊び感覚」
「遊びの延長戦」

であることが子どもの可能性を
高めることに繋がります。

「フォームを固める」

と言う言葉をよく聞きますが
繰り返しになりますが
骨の成長が終わらない時期は
逆に伸びしろを奪う危険性があります。

「楽しく」

が必要な理由は
ここにも存在します。