まさかの発言!

神宮外苑に咲くツツジ

 = チャンスに強い人
 = ピンチを救う人
 = リーダーになる人

子供達が近い将来、「困った時に頼りになる選手」に
なれるようにと願っています。
子供達は、まだ染まっていないので可能性はあるのですが
我々大人は、どうしても凝り固まっています。

邪魔するものは「先入観」!

その殻は破る必要があると思います。

どうせあの子は、、、
あのチームには勝てるわけがない、、、

そう決め付けているのは我々大人です。
子供の可能性を奪う発言や行動だけは避けたいものです。

ある子供がこんな事を言われたそうです。

「お前なんか練習したって上手くなる訳がない!」

逆に荒治療で、子供のやる気を促したのでは?とも思いましたが
どうやらそこには愛情も何も存在せず、本音をぶつけたようです。

言葉の使い方一つで、子供を生かしたり殺したりしてしまいます。
そんな指導者に野球を教える資格はないし
グランドに立つ事も、ユニホームを着る資格もありません。

親や指導者は
「子供が頑張れる環境」を作らなければなりません。

その人がグランドに立つのであれば
その子供に頭を下げる必要があります。

「無意識」にできるまでの「意識」

最近はプロ野球選手の情報が、テレビや雑誌・インターネットなどで
かなり公開される時代になりました。

そこまで教えてもいいの?という情報も・・・!

楽天・田中投手の「ボールの握り」や
巨人・坂本内野手のバッティング時の「左足の使い方」など
テレビでご覧になった方も多いと思います。

ヒントはどこに転がっているわかりません。
しかし、常に向上心がある方は情報をキャッチする力があります。

田中投手はボールを優しく握ることで
「体の使い方」と「リリースポイントの感覚」が変わりました。
以前よりも小さな力で大きな力を生むコツを掴んだような気がします。
WBCでダルビッシュ投手から教わったそうです。

坂本選手はスイング時に左膝が割れないようになりました。
おそらく阿部選手のアドバイスだと思われます。
その他にも「立ち方」が内側に折れることも矯正されています。
守備では、ボールを中心で扱えるようになりました。
正しいステップにより、体の方向も変わりました。

「ボールの握り」の意識
「拇指球」の意識
「真っ直ぐ立つ」意識
「常にボールを中心で扱う」意識

スクールで指導している内容がいかに大切であるか
理解していただけるかと思います。

少年野球からプロ野球まで基本は変わりません。
そこには奥深く進むための入り口があります。
しかし「派手さ」と「即効性」がなく、とても地味~な道のりです。

最近、ある方から本を紹介され指導本を購入しました。
素晴らしい内容で、非難するつもりは毛頭ありません。

少年向けのバッティングの指導書なんですが、私の正直な感想は
「今」打つ為には素晴らしい内容でした。
「先」ではどうかなぁー??と言う印象でした。

その理由は「意識」にズレがあったからです。

また一人増えました☆


2008サマーキャンプにて 大川さん(左)と伊藤さん

昨年のサマーキャンプに参加された
北海道の伊藤さんからいただいた「近況報告」のメールを
御本人の了解をいただきましたので紹介させていただきます。

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今日までMFTのサマーキャンプで学んだことを実践してきました。
佐藤さんの言われているタバコの問題。
勇気を絞って父兄に話し、まずはグラウンドに
ニオイと煙を入れないようにしました。
そしてウォーミング時のアップシューズ又は運動靴の導入を行いました。
これも指導者が履き替える時間がもったいないということを
言っていましたが、理解してもらいました。
練習時間の短縮、試合中叱ることでの気持ち・フォームの萎縮
試合中父兄のコーチング発言の自粛などなど、将来を担う子供達のために
自分が皆さんから学んだ貴重な経験を伝えている最中です。

また先々週今年初の練習試合を行いました。
佐藤さんの思いを真似てノーサインで行いました。
全員でホームランを狙えまでは言えませんでしたが。(笑)
唯一の約束事は全力疾走とカバーリングと
四球時にバットを手渡しすること。
真剣に話せば伝わりますね。
子供達徐々に物を大事にしています。

試合中チャンスで打てなくて目を赤くしていた選手がいました。
試合後のミーティングで皆に話しました。
試合中は泣いたらダメだ!
その悔しさを次の打席にぶつけなさい。
次泣いたら交代するからな!と
どうせ泣くなら全道決めてから監督と一緒に泣こうと…
自分の思いを語ってみました。

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伊藤さんは人命に関わる仕事をされています。
昨年のサマーキャンプでは「命」をテーマに「講義」していただき
皆の心を動かしてくれました。
その説得力には講師の私も大川さんも脱帽!
4月から監督に就任され、子供たちと向き合っています。
また一人、志の高い指導者の誕生です☆

無いものねだり(^^;)

「うちのチームにも、あんなピッチャーがいたらなぁー」
「あんなバッターがいたらなぁー」

いないのだから仕方がない!
だったら、育てるしか道はない!

「何でそんな簡単な事ができない?」

できないのだから仕方がない!
だったら、教えるしか道はない!

とにかく「ない」ものはない!
だったら「ある」もので、やるしか道はない!

繰り返し、繰り返し、反復するしか道はない!
しつこく、しつこく、心に魂に訴えるしか道はない!

人を育てるのは難しい・・・
「けれどもいつの日か」と信じて進むべき!
諦めや停滞はマイナスの力しか働かない!

腹を立てないで歩んで行こうと決断しました♪
三日坊主にならないように(祈)

育成のコツ!

昨日、マスターズリーグでお世話になっている蓬莱さん(元西武)と
お話させていただきました。
世田谷西リトルシニアで監督も勤められており
昨年の夏、今年の春の全国大会で連続日本一の栄冠を掴んでいます。

「何かが違う!」

マスターズリーグの野球教室に選手が参加した時も話題にしましたが
選手の目がイキイキとして輝いています。
しかもわざとらしくなく、ごく自然なんです☆

「日本一になる秘訣はなんですか?」
と聞いたところ
「試合中はゴチャゴチャ言わない事!」と教えてくれました。

「怒鳴ったところで、いい結果は出ないし
高目のボールを振るな!って言ったら余計振ってしまうし
バットが出なくなってしまうよ!」

三振をして帰って来る選手に対しても「次!次!」と
次の打席に良い心理状態になるように声を掛けるそうです。

私がいつも見る光景は
「何やってんだ!そんなクソボールは打てるわけねぇ~だろ!」

そんなシーンに出くわすと、心の中で私は
「だったら、あんたが打ってみろ!」と呟いてしまいます(^^;)

どうやったら子供達が力を出せるか?

試合中は、その一点に絞るべきです。
大人がストレスを発散するような行為は見苦しいし
母親たちの絶叫にも見ていて腹が立ちます。

監督・コーチも全員タバコも止めたそうです。
その考え方にも、意識の高さを感じます。

練習も細かい指導が行き届いていますし、
叱るポイントもしっかりしています。
日頃は、かなり厳しく指導されていると思います。

さて、次のケースの場合皆さんが指導者ならどうしますか?

全国大会の試合の朝!
選手が寝坊!
しかも四番バッター!

さぁ、どうしますか?

蓬莱さんはスタメンから外したそうです。
「チームの代表としてスタメンで使うわけにはいかない!」

しかし、子供にはチャンスを与えなくてはなりません。
その子に対して試合前に
「ここぞというチャンスで行くぞ!」と伝えたそうです。

試合の追い込まれた場面で代打に起用し
逆転の長打を放ったそうです。

「勝負」と「育成」の両方を兼ね備えた野球!
そんなチームだからこそ、勝利の女神は微笑むのでしょう!