石巻の朝!

昨日、仙台で新幹線を降りたら雪がなく一安心。
しかし…
車で石巻に近づくにつれ一転して雪!
夜は路面が凍結してアイスバーン状態。
車のタイヤはスタッドレスを履いているものの
所々滑ってしまいます。

雪道運転の「してはいけない」鉄則は
急発進・急ブレーキ・急ハンドル!
地元の人も安全運転を心掛け
無謀な運転をする人は誰もいません。

子供の成長と同じような気がします。

「ゆっくり、ゆっくり…」

野球技術の習得も「ゆっくりゆっくり!」

なぜそんなに急ぐのか、私には理解出来ません。

日本の子供達は低年齢で「うますぎ」です。
大器晩成型を作るべきです!

恩師を囲んで☆

自分のことで精一杯の子供!
自分のことだけではなく、他人の面倒も良く見れる子供!

その違いは大人になった時に大きな差となって現れます。

「空気を読めない人!」

私もその一人です(^^;)

野球は自分中心で物事を考えるスポーツではありません。
ピッチャーはバッターは抑えようとします。
バッターはピッチャーを打ち崩そうとします。

攻撃チームは相手から点を取ろうと考えます。
守備チームは相手に点を与えないように考えます。

そこには「読み」や「かけひき」が必要です。

相手(敵)の気持ちが理解できないと
何を考えていて、どう動いてくるか?
まったく理解できません。

自分中心でしか物事を考えない子供は
相手の気持ちがわからないので「気の利いたプレー」はできません。

大人でも同じ事が言えると思います。
「気の利かない人」は場の空気を読んだり
痒いところに手が届くような行動にはなりません。
「指導」においても「作戦」においても野球には向かないでしょう!

子供たちを「空気を読める人間」に育てなければいけません。
そのためには・・・

相手を思いやる気持ち!

この事を野球を通じて教えなければなりません。
野球にはその題材がたくさんあります。

「自分さえ良ければ」が現代社会です。
電車内の携帯電話しかり
優先席での譲り合いしかり
音漏れしかり
タバコの問題しかり・・・

すべて自分中心で考える人間はまったく気にならない行為です。

最近の日本は悪質な犯罪が増加しています。
簡単に人を殺したり、火をつけたり、いじめたり、、、

その犯罪の動機も
「むしゃくしゃしてたから・・・」
「誰でもいいから・・・」
その理由はあまりにも自分勝手過ぎます。
その予備軍を作らないようにしなければなりません。

少年野球のテーマは「健全な青少年の育成」です。
それを教える大人は「健全な中・高年」でなくてはなりません。

謹賀新年☆

明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願い致します

1/2の新年早々からマスターズリーグの試合がありました。
2009年の幕開けに東京ドームの舞台に立ち
多くの観衆(31,800人)の中でプレーできることに喜びを感じます。

また埼玉スクールの子供たち、父兄、知人の皆さんに
応援いただき感謝の気持ちでいっぱいです♪
ありがとうございました。

試合前の野球教室!
蓬莱さん(元西武)が監督を務める世田谷西の選手たちも参加!
目の輝きが違ってます。
人の話を聞く姿勢が違います。
やはり日本一になるチームは何かが違います☆

私がこのブログを読んでいる方々に訴えたいのは
プレーする以前の「心」の技術です。

今年もこのブログを通じて
多くのことを伝えて行きたいと思います。

時には厳しく!
時には優しく!

今年も宜しくお願い致します☆

大晦日☆

2008年も残りわずか(^^;)
振り返ってみますと、今年もたくさんの皆様にご協力いただきました。
心より御礼申し上げます。

「ありがとうございました!」

一人では出来ることが限られます。
しかし、仲間を集い一致団結したら・・・
それはそれは強い組織・チームになるでしょう!
バラバラでは高が知れています。

2008年は私にとって、古風な表現かもしれませんが
「一丸となって!」
「感謝!」
の二つの意味を探った一年でした。
険しい道ですが、今後もこの道を歩み続けたいと思います。

今年一年、お世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください☆

政治的戦略(Politics)

アメリカの知人との会話でアメリカの少年野球界の現状を
いろいろと教えていただいた。

やはり「変な大人」が増えていると言う(^^;)

子供の親が、とにかく一生懸命動いてくれるそうだ!
それはそれで喜ばしい事なのに、どうやら趣旨が間違っているらしい。

その親の子供が試合に出れないと

「なぜ親の私がこんなに協力しているのに
うちの子供は試合に出れないんだ!」

「なぜまったく協力していない親の子供を試合に使うんだ!」

と、文句を言うらしい(^^;)

馬鹿な親は日本もアメリカもたいして差はない!

「子供のために・・・」

確かに聞こえは良いが
「求めるもの」を完全に履き違えている万国共通のお話でした。