月別アーカイブ: 2008年7月

それは違うよ(^^:)

 
アナハイム

今日も暑かったですね(^^;)
少年野球の子供達は練習に試合に大忙し!

そんな中、あるチームが試合で大差の完敗!
手も足もでない試合内容。

今日の試合の反省は
またまたお決まりの「声が出ていない」???

困った時の「声が出ていない」!
試合中の指示も「声を出せ」!

少しもチームが変わりません。
それは子供達のせいでしょうか?

野球の基本は「キャッチボール」!

それが出来ていないから、、、
それを教えないから、、、
それを学ばないから、、、

「声」のせいではありません。
大人の意識が変わらない限り、チームは変わりません。
その事に気が付かないと
子供達が可愛そうです(^^;)

暑い中、子供達なりに一生懸命やっています。
それだけに心が痛みます。

「何やってんだ」と子供達を叱ってばかりいますが
その言葉は「自分自身」に向いているのでは?

憧れの人☆

私は現役時代、大のプロレスファンでした。
特に生前のジャイアント馬場さん率いる全日本プロレスには
シリーズ最終戦の日本武道館に良く足を運びました。

ちなみにジャイアント馬場さんはジャイアンツのOB!
「俺に監督をやらせてくれよー」と冗談を言って笑わせてくれました。

当時は家が近いと言う事もあり、ジャンボ鶴田さんにお世話になりました。
試合後の控え室に呼んでいただいた事は今でも忘れられません。
鶴田さんと言えば三冠ヘビー級王者!

そんな鶴田さんが一度、東京ドームに息子さんを連れて
試合観戦に来られました。

試合前のロッカールームに案内し、選手と談笑☆

その時の礼儀正しさ、言葉遣いはリングの姿とはまた別の
紳士的な行動をされていました。

試合前に一緒に軽い食事を取り、そろそろミーティングが始まるので
後片付けをしようとすると・・・

「ダメ、ダメ!試合前の選手にそんな事はさせられないよ!」

係りの人に「ごちそうさまでした」と言い
自分達の食べた食器を息子さんと二人で片付けていました。
みんなで「さすがだね」と驚いたものです。

スポーツ選手は競技だけが優れた人間であってはなりません(^^;)
鶴田さんはレスラーとしても超一流でしたが
人間的にも超一流の方でした。

亡くなられて早いもので8年!
今でも「人生はチャレンジだ!」の言葉と
テーマ曲の「J」は私の支えとなっています☆

新幹線(^^;)

宮城でのスクールがあるため、新幹線を良く利用します。
私は、仙台から東京に戻る新幹線が苦手です(^^;)

理由は「はやて号」は八戸・盛岡方面から仙台で降りる人が多く
その降りた人の席に、仙台~東京間を利用する人達が座ります。

ゴミがそのまま放置されていたり、座席を元に戻さずに
そのままにして行く人が多いのには驚かされます(^^;)

なぜ、「次の事」「次の人」を考えないのでしょう?
自分さえ良ければ「先の事」はどうでも良いのでしょうか?

私はミスター・タイガース掛布雅之さんのファン?です。
掛布さんは甲子園で三塁のポジションにつき
丁寧に足でグランドをならしたり、時には手で綺麗にならしていました。

当たり前ですが「イレギュラーしないように・・・」
ならしていたわけですが、聞いてビックリ!
それだけではありませんでした(^^;)

ここからは掛布さんの声を真似て読んでください(笑)

「佐藤君さぁ!甲子園はタイガースの本拠地で後攻めでしょ!
と言う事は、誰も踏み入れていない綺麗なグランドに
僕が先に足を踏み入れるわけだよ!
僕は同じようなグランドコンディションで相手の三塁手にも
守備についてほしいわけよ!
それが野球人の礼儀だと思うんだよねぇー」

本当に尊敬できる方です☆

私は現役中に守備につく際は、線を踏んだ事はありません。
もちろん内野の定位置周辺は避けて守りについていました。
それは人工芝も同じです。

次に座る人の事を考えて、自分の使った椅子を元に戻したり
ゴミを捨てるなんて事は当たり前だと思うのですが・・・

「楽しむ」の意味!

「うちのチームは教育とかそう言った事ではなく
野球を楽しむ事をモットーにしていますので・・・」

確かに、少年野球は楽しむ事が大前提です。
子供たちの笑顔や笑い声は、かけがえのない命と同様に
とても大切なものだと思います。

しかし、そのチームは楽しんでいるようには見えません(^^;)
私には「ふざけている」ようにしか映りません。

やりたい放題でダラダラと、、、
仲間と助け合ったり、協力したり
声を掛け合ったり
そのような光景はほとんどありません。

チームスポーツには程遠く
自分勝手に行動しているだけです。

「野球」ではなく、単なる「球遊び」です。

叱るタイミングに叱らず
褒めるタイミングに褒めず
無責任にユニーホームを着ている大人たち!

あいさつもできないし、
道具の整理整頓もできません。

子供たちは、教えればきちんとできます!
ただ、大人が教えていないだけです。

それでも「子供たちの為に!」と言っています(^^;)

「楽しむ」と「ふざける」はまったく意味合いの違う物です。

「楽しむ」と言う意味は
今まで出来なかった事が出来るようになること!
その事を「楽しむ」
と私は考えます。

打てなかったコースが打てるようになったり
外野の頭を超えなかったのに、越えるようになったり
コントロールがついたり
バランス良く動けたり、、、

「○○!うまくなったなぁー」
「やればできるじゃないかぁー」

その時の子供たちの笑顔は最高です☆

このような事を本当の意味で「楽しむ」と言うのでは?

皆さんのチームは
楽しんでいますか?
それとも、ふざけていますか?

報告☆

MFT野球教室が7月から新たな体制で
子供達と向き合う事になりました。

埼玉以外に、宮城県仙台校と石巻校の
合計3箇所でスクールを運営します☆

今まで宮城のスクールは、一人の講師として携わってきましたが
この事により、今まで以上に責任が発生します☆

「大切な宝物」をお預かります。

「責任の重さ」を痛感しますが
野球というスポーツを通じて、青少年の健全育成に努めます。

今後とも宜しくお願い致します。