原監督のサインボール
昨日の日本対韓国戦は、鳥肌が立ちました。
選手の活躍に・・・
そしてスタンドの声援に・・・
テレビ観戦で吠えまくってしまいました。
野球の素晴らしさに改めて感動です☆
原監督の戦い方。
過去の国際大会の戦い方とは明らかに違いがあります。
それは「バントの使い方」です。
ここ最近の国際大会の戦い方は
ノーアウトでランナーが出ると
まずは固く安全にスコアリングポジションに進める
送りバントを多用していました。
負けられない一発勝負の高校野球、大学野球、社会人野球などの
アマチュアでは当然の作戦です。
プロ野球界でも送りバントは有効な手段ですが
アマチュア界ほど多用はしていません。
たとえばノーアウト1塁
ノーアウト2塁
ノーアウト1・2塁のケースでも
ランナーを進めるために右方向に
ヒッティングさせる場合もあります。
「点差」
「打者や走者の関係」
「次の打者は?」
「相手投手のスピードや球種」「カウント」
「打順」「守備体系」「流れ」などなど・・・
様々な状況から判断して作戦を立てなければいけません。
しかし、とりあえず無難に「バント」!
その流れが大量点に繋がらないケースもあります。
当然ダブルプレーで無得点になる可能性も充分考えられます。
あくまで個人的な意見ですが、星野さんも
プロのシーズン中の戦い方と国際大会の戦い方を
明らかに変えた戦い方をしていました。
今までバントをあまりした事がない人もバント!
打順に関係なくバント!
普段の戦い方とはまったく違う野球(^^;)
その野球スタイルの違いと全力プレーは
普段着の野球とは異なった物でした。
今回の原采配は、すでに強化試合から
強行するケースと堅実に送るケースを使い別けています。
選手も戸惑いを感じていません。
送るケースでも積極的に打ちに行っています。
今後のWBCの戦い方に注目してください。
プロだから・・・
と言うのではなく、野球の楽しさや
野球の奥の深さを今回の侍ジャパンから
少年野球の指導者の方々も多くのヒントが得られるはずです。