月別アーカイブ: 2009年3月

遠投!

「小学生の遠投はどのくらい投げたら良いですか?」

そんな質問を受けました(^^;)
正解はありません。
しかし・・・

「小学生に遠投は必要なし」が私の持論です。

年齢的にもバランス良く立てません。
骨や筋肉も出来上がっていません。

右投げの場合であれば
まっすぐに右足で3秒立って、フィニッシュで3秒左足で立つ!
この動作で充分です。
距離も短くて構いません。
体力に合わせて自然に投げれるようになります。
焦らなくても大丈夫!

体・心・技がクリアになっている子供であれば別ですが
そんな子供はそういるものではありません。

残念ながら「地肩」はオギャ~ッと生まれ時に決まっています。
肩の強い子供は学校のソフトボール投げで遠くに投げれます。

小学生で遠くまで投げれない子供が
中・高校で物凄く投げれるようにはなりません。

ボールのスピードが速くなったり
走力が突然変化する事はあります。
しかし「地肩」だけは・・・

ただし、障害予防のための強化、柔軟性は絶対に必要です。
そのためにインナーマッスルを鍛えます。

良く練習で「ここまで投げろ」と言って遠投させます。
その子の投げ方はバラバラ!

体は開くし・・
外側に倒れるし・・
首は傾くし・・
肩のラインは入り過ぎるし・・

これでは壊す為にやっているようなものです(^^;)

首を外側に大きく振るように指導している方がいますが
その必要はまったくありません。
意識しなくてもそうなるし、一瞬の話であって
投げた後はすぐに正面に顔が戻ってきます。

肘の外旋も同じ!
意識しなくても勝手に外に向いていきます。
意識させてはいけない動作です。

話はそれましたが結論!

「小学生に遠投は必要ありません!」

「バランス」と「すばしっこさ」を育てる時期です。

鴻巣びっくりひな祭り☆

3月7日(土)の埼玉県鴻巣市(こうのすし)で行われた
パンジーマラソンに応援をしに出かけたあと
市役所で開催されていた「びっくりひな祭り」を覗いてきました。
テレビ番組でも取り上げられていて
28段飾りの雛人形が4面に飾ってあります。
中には100年前の雛人形も・・・
本当にびっくり!

おまけに今日のびっくり!
私の嫌いな電車の中での話。。。

満員ではありませんが私の座った車両には
たくさん立った人がいる中で
このおじさん!
堂々と2席を独り占めです!
お見事!

普段着の野球☆

原監督のサインボール

昨日の日本対韓国戦は、鳥肌が立ちました。
選手の活躍に・・・
そしてスタンドの声援に・・・

テレビ観戦で吠えまくってしまいました。
野球の素晴らしさに改めて感動です☆

原監督の戦い方。
過去の国際大会の戦い方とは明らかに違いがあります。
それは「バントの使い方」です。

ここ最近の国際大会の戦い方は
ノーアウトでランナーが出ると
まずは固く安全にスコアリングポジションに進める
送りバントを多用していました。

負けられない一発勝負の高校野球、大学野球、社会人野球などの
アマチュアでは当然の作戦です。

プロ野球界でも送りバントは有効な手段ですが
アマチュア界ほど多用はしていません。

たとえばノーアウト1塁
ノーアウト2塁
ノーアウト1・2塁のケースでも
ランナーを進めるために右方向に
ヒッティングさせる場合もあります。

「点差」
「打者や走者の関係」
「次の打者は?」
「相手投手のスピードや球種」「カウント」
「打順」「守備体系」「流れ」などなど・・・
様々な状況から判断して作戦を立てなければいけません。

しかし、とりあえず無難に「バント」!
その流れが大量点に繋がらないケースもあります。
当然ダブルプレーで無得点になる可能性も充分考えられます。

あくまで個人的な意見ですが、星野さんも
プロのシーズン中の戦い方と国際大会の戦い方を
明らかに変えた戦い方をしていました。

今までバントをあまりした事がない人もバント!
打順に関係なくバント!

普段の戦い方とはまったく違う野球(^^;)
その野球スタイルの違いと全力プレーは
普段着の野球とは異なった物でした。

今回の原采配は、すでに強化試合から
強行するケースと堅実に送るケースを使い別けています。
選手も戸惑いを感じていません。
送るケースでも積極的に打ちに行っています。

今後のWBCの戦い方に注目してください。
プロだから・・・
と言うのではなく、野球の楽しさや
野球の奥の深さを今回の侍ジャパンから
少年野球の指導者の方々も多くのヒントが得られるはずです。

子供の記憶(^^;)

由美かおるさんの「蚊取り線香」のこの看板・・・
40代以上の方々は懐かしいかもしれません☆

子供の頃の記憶っていい加減なものもたくさんあります。

広いと思っていた公園!
大人になって見ると凄く小さくてビックリしたり・・・
長いと思っていた坂道!
大人になって見ると意外に短かったり、、、(^^;)

常々、「記憶に残る指導」をしたいと考えています。
そう言えばあの時・・・
「こんな事を教えてもらったなぁー
「あの時教えてもらってスイングが良くなったんだよなぁー

子供たちが成長して、少年時代を振り返ったときに
「あの時に・・・」
そんな「きっかけ」のいったんを担う事ができれば・・・
そう思う今日この頃です。

昔、この看板を見て「ドキドキ」したのに・・・(^^;)

確かめてみないと(^^;)

花畑牧場の生キャラメルが手に入りました♪

「美味しい・・・」

既製のキャラメルの食感ではありません。
口の中でキャラメルが溶けてしまいました(^^;)
人気商品の理由が分かるような気がします☆

今まで食べたことがなかったので
周囲の方に聞くしか術がありませんでした。
答えは賛否両論で人により異なります!

百聞は一味にしかず???

やはり自分の目で、耳で、鼻で、口で、手で
見たり、聞いたり、嗅いだり、味わったり、触ったり・・・
実際に自分で確かめるのが一番です。

ひとつの物を全ての人が「良い」とは言いません。
「悪い」と言う意見を素直に聞けることで
さらなる良い物を作ろうとする「エネルギー」が湧いてきます。

野球の指導も同じかもしれません。

「まっすぐに立ちましょう」
「まっすぐに歩きましょう!」

そう指導しても
「そんな事はどうでもいいから細かい技術を教えて」
と言う意見も少なくありません。

しかし、それが出来ないから「野球の難しさ」があります。
そして故障にも繋がります。

特に少年野球に関わる大人の方々には
「まっすぐ・・・」というテーマに触れて欲しい思います。
子供たちにとって本当に大切な時期です。