日別アーカイブ: 2009年9月10日

海(親)は広いな大きいな☆

日本テレビの24時間マラソンを見た方もたくさんいると思います。
今年のランナーは「イモトマサコ」さん!
126.585キロメートルというマラソン3本分の距離!

私は一度だけフルマラソンに挑戦し完走の経験はあるものの
今の私には無理な距離です!

放送時間内にはゴールできなかったのですが
後に放送された特番を見て思うことがありました。

まず支えてくれたスタッフの方がゴール方向へ送り出した後
泣き崩れていました。

理由は「時間内にゴールさせてあげることが出来なかった!」
その悔しさだったようです。
その姿勢に感動しました。

何とか時間内にゴールさせてあげようと最善を尽くしたようです。
休憩時間を短縮したり、休憩ポイントを飛ばしたり・・・
それは想像できないくらい苦しい葛藤があったことでしょう。
しかし、スタッフの方々はイモトさんにとっては「大きな心の支え」でした。

一緒に走ってくれて・・・
体のケアをしてくれて・・・
励ましてくれて・・・

時には鬼のように、そして時には優しく!
ゴールするために、決してマイナスの言葉はかけていないはずです。

「もし親が近くにいたら・・・」

私が親の立場で近くにいたら、どんな言葉をかける可能性があるか考えてみました。

子供に対しては・・・

「無理するな!」
「痛い?大丈夫?」
「よく頑張ったじゃない?いいんだよ無理なら止めても!」

スタッフに対しては・・・

「もっと休ませてやって!」
「もう限界でしょ?」
「これ以上見てられない!」
「もう止めさせてくれ!」

ゴールと言う目標があるにも関わらず、親は知らず知らずに
子供にとってマイナスの言葉を投げかけるものです。

ここにも親の距離感が存在します。

イモトさんの両親はゴールで娘の帰りを待ち続けました。

ゴールしたイモトさんは

「時間内には走れませんでしたが、完走しました。
 私はあなたの娘です!産んでくれてありがとう!」

そう母親にメッセージを送りました。

親にとってこんな嬉しいことはないでしょう!

親が口を出すべきポイント!
絶対に出してはいけないポイントがあります。

親には出来ない事もあるでしょう!
いかに第三者の力が必要か今回のマラソンを通じて
「気づき」がありました。

少年野球の世界も親とチームの指導者、そして子供が
三位一体にならないと・・・!

親が口を出さずに見守るためには
大きな大きな広い心が必要です。

結果ばかりしか見えない人には気が付かない世界です(^^;)