今日は東都大学野球を観戦して来ました。
「戦国東都」と言われるだけあり、全国の大学野球の中でも
高いレベルにあり、一部・二部とも激戦が続いています。
スタンドには日米のスカウト陣が勢ぞろい!
プロ野球や社会人野球の道へ進むべく人材が
豊富に揃っています。
お時間のある方は、仕事をサボって・・・
いや!合間をぬって、ぜひ神宮へ足を運んで見てください。
「野球はいいよ~!」
「野球は最高!」
試合にレギュラーで出るに越した事はありません。
良い場面で結果を出し活躍するに越した事はありません。
しかし、そのことよりも
「チームの中でいかに役に立っているか」
その位置付けの方が何倍も重いことを忘れてしまっています。
仲間から・・・
「あいつは頼りになるなぁ~」
「チームには欠かせない存在だ!」
「いてくれるだけで勇気付けられる!」
その人間としての存在感が試合に出る事よりも
結果を出す事よりも「上」なんです!
主力選手だけではなく、同じユニホームを着ているわけですから
指導者はチーム全体の子供たちに目を向けてください。
もし子供に居場所がなければ
役割りや責任ある立場を作ってください。
「この仕事はお前に任せたぞ!」
大小さまざまな責任を果たした時、
大人にとっては小さなことでも
子供にとっては大きな自信になるケースも多々あります。
必要のない子は絶対にいません。
元読売巨人軍の堀内恒夫さんと中畑清さんが
今夏の参院選に比例代表候補として
出馬することを正式に表明しました。
与謝野さんは
「中畑さんの人柄、熱心さ、真剣さに着目してお願いしました」
と出馬打診の理由を説明していました。
お二人には期待しています☆
ただ、政界が著名人を擁立させる流れは
今に始まったことではありませんが
日本の先行きが心配です。
私にとって政治の世界は勉強不足で苦手な分野です。
素人の目で見ていると私の判断は間違っていると思いますが
「足の引っ張り合い」の匂いがします。
「国民のために!」と訴えているのですが、、、
石井浩郎君も秋田から出馬が決まっています。
「秋田を元気に!そして日本が元気に」なるように
ご活躍を祈っています。
本当に「国民が主役」であることを忘れない
政治家が増えるよう祈るばかりです。
きっかけ塾に参加いただいてる指導者の方から
メールが届きました。
「練習時間が長すぎる」との考えに賛同いただき
思い切って勇気ある行動に移されました。
一般的には「子供のために」朝から晩まで一日中練習や
試合に明け暮れていますが
私は「子供のために」短時間練習を勧めています。
同じ「子供のため」なのですが、考えは正反対です。
昔々、水は飲んではいけない時代がありましたが
現在は、こまめな水分補給が当たり前になりました。
水泳は体を冷やすから野球選手は禁止の時代がありましたが
現在は、疲労回復やトレーニングとして当たり前になりました。
少年野球の長時間練習も、近いうちにタブーとされるでしょう!
いただいたメールを紹介させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
練習を半日(9時~12時30頃)にしての感想。
・半日にしてみて、まず、子供たちの動きがよくなりました。
(よく考えれば大人でも1日となれば常に全力をださないですよね。)
・私の子供も半日にしたら午後はなにして遊ぼうかなと
元気になった気がします。
今まで、自分からキャッチボールをやろうと言わなかったのですが
最近はキャッチボールをやろうと言ってくれます。
何人かの子も半日練習がいい。午後遊べるからと言っていました。
練習がもっとやりたいという子もいますが・・・
(そういう子に限って長くやっても動けなくなっています。)
・私自信も気持ちの余裕ができました。
小学生はやはりいろいろな経験したほうが良いとずっと思っていましたので
今回はちょうどよいきっかけにと思っています。
子供の笑顔が見られるようになったと思います。
まだまだ、練習も整理できないでトライ状態ですが引き続き精査して
短い時間でも小学生は心も体も技も成長できるという事を示せれば
チームも変わるのかなと思っております。
今日は悩んだ挙句の更新です。
昨日のレッスンで野球界の現状を目の当たりにしました。
私とは初対面の小学6年生!
残念ながら最初からまったく噛みあいません。
きちんと返事はするのですが、心はどこか遠くにあります。
ちょっと心配になったので、余計なこととは思いつつも
お母さんと話をしました。
そのお母さんの考えは
「野球をやっている以上、試合に出なくちゃ意味がない!
試合に出れないなら何の為にやっているかわからない!」
だから教えて欲しい・・・(^^;)
私は
「子供が健康で、存在してくれていることに
まず感謝じゃないですか?」と言うと
「そんなのは当たり前じゃないですかぁ~!
そんな事はわかってますよ~!
だって試合に出ないと意味ないじゃないですかぁ~!」
そんな会話の繰り返し・・・
厳しい現実です。
帰りにその子が笑顔で
「楽しかった!」
そう言った言葉に救われましたが
チームでは怒鳴られてばかり・・・
家での会話も、皆さんも想像できると思います。
気がついてくれることを
ひたすら祈るしかありません。
「どこの親だってそう思ってますよ!」
いやいや!
少なくても私の周りの大人たちは、気がついています。