私が子供たちと関わっていながら、一番楽しみにしていることは
「この子達は、将来どんな大人になるんだろうなぁ~」
「世の中で、どう役立って行くのかなぁ~」
と言う、ちょっと変わった考えを持っています。
もちろん、高校野球という位置付けも楽しみではありますが
それはあくまで通過点という認識でしかありません。
レギュラーだとか控えだとか・・・
そんな点はあまり重要ではなく
「何を学んで、どう生きるか」
が私にとっては大きな意味を持っています。
ある方とこんな話をしました。
「佐藤さん!
うちのチームの子供たちは野球が楽しそうじゃないんです!
あれだけ怒鳴られたら、楽しくないですよね。
それなのに、何で元気出さないんだ!
なんで一生懸命やらないんだ!って監督は怒ってるんですよ!」
おそらく、その指導者の方は
「勝った負けた」
「打った打たない」
目先の事にだけ、目が向いているのでしょう!
子供たちの未来は明るいのです。
大人には、子供に光を射す役割りもあるはずです!
光を奪う行為だけは決してしてはいけません。
光を奪うような言葉をぶつけるのもダメです。
もっと先を見据える「余裕」があれば・・・
怒鳴ることと、一生懸命は切り離さなければいけないと思います。
一生懸命の中に「楽しさ」は存在します。