昨日は祝日のため、早朝より練習や試合があり
一日フルに動いたコンディションで
夜のスクールに参加してくれました。
感謝します。
その一方で、子ども達の「疲労度」が気になります。
動きを見れば一目瞭然で、最悪のコンディションです。
こんな日は、できるだけ
「投げない」
「走らない」
「動かない」
と言った基本動作中心のメニューに変更します。
一人の小学生に聞くと
子:「朝5時に起きました」
私:『それじゃ、眠いなぁ~』
子:「眠いです・・・」
私:『じゃぁ、今日は早く帰りな!』
子:「いや!打ちたいです!」
私:『今日は何をやってもうまく出来ないから、止めた方がいいぞ!』
それでも、頑張り屋のその子は
「打ちたい」一心で、バットを振りました。
その気持ちは尊いのですが
私の目にはフラフラで、体をコントロールできる
コンディションではありません。
ティーバッティングを途中で止めました。
子どもが自分で判断できれば良いのですが
できない場合や間違った判断をする場合も多々あります。
そんな時こそ、大人のアドバイスが必要です。
休むことは「罪悪感」と思っている
頑張り屋さんが多くいます。
私も現役時代は、休むことを恐れ
自分を追い込み、そして無理をして
故障して潰れるタイプの選手でした。
チームで置かれた立場を考え
「もっと練習しなきゃ!」
その焦りが故障へと繋がったのです。
もしも、もう一度現役をやり直せるとしたら
上手に「体を休める」ことに気を使うでしょう(笑)
スクール生のご父兄から
「今日は朝が早かったので・・・」
「試合終了が遅かったので・・・」
「疲れている様子なので・・・」
と、子どものコンディションを観察して
子どもと話し合って「お休み」の連絡をくれる方もいます。
頑張ることだけが選択肢ではなく
「休むことも練習のうち」です。
「休む」と「さぼる」は
まったく異なったものです。
勇気を持って休んでください。