月別アーカイブ: 2014年11月

報われる・・・

IMG_4975

ある保護者の方が

「うちの子どもは優しすぎるんです!」
「だからレギュラーになれないんです!」
「いつも球拾いや、裏方の仕事ばかりで、損をする性格なんです!」

何事に対しても一生懸命な性格なのに
親が自分の子どもを認めてあげれないのは
あまりにも残念でなりません。

一生懸命努力したのに・・・
あんなに頑張ったのに・・・

レギュラーになれなかった!
勝てなかった!
甲子園に行けなかった!

「だから、報われなかった」

人間の努力は、そんな小さなものではありません。

一人の未来ある子どもに対し
野球の「うまい・へた」だけで
人格までをも否定するようなことは
あってはならないのです。

子どもがレギュラーになれなくても
コツコツ努力できる性格であれば

その努力は「今」報われなくても
必ず「先」で報われます。

将来、結婚して子どもが出来て
家庭やチームで、あるいは職場で
素晴らしい情報を発信できる教育者(リーダー的存在)
になれれば、そのことでも報われるのです。

「努力は報われる」

しかし、報われ方は様々です。
決して他人が「報われた・報われなかった」を決めるのではなく
一人の人間が、自分自身で感じ取るものです。

報われない努力などありません。
大人が子どもに伝えてあげてください。

休む勇気・・・

IMG_4714

昨日は祝日のため、早朝より練習や試合があり
一日フルに動いたコンディションで
夜のスクールに参加してくれました。

感謝します。

その一方で、子ども達の「疲労度」が気になります。
動きを見れば一目瞭然で、最悪のコンディションです。

こんな日は、できるだけ

「投げない」
「走らない」
「動かない」

と言った基本動作中心のメニューに変更します。

一人の小学生に聞くと

子:「朝5時に起きました」
私:『それじゃ、眠いなぁ~』

子:「眠いです・・・」
私:『じゃぁ、今日は早く帰りな!』

子:「いや!打ちたいです!」
私:『今日は何をやってもうまく出来ないから、止めた方がいいぞ!』

それでも、頑張り屋のその子は
「打ちたい」一心で、バットを振りました。

その気持ちは尊いのですが
私の目にはフラフラで、体をコントロールできる
コンディションではありません。

ティーバッティングを途中で止めました。

子どもが自分で判断できれば良いのですが
できない場合や間違った判断をする場合も多々あります。

そんな時こそ、大人のアドバイスが必要です。

休むことは「罪悪感」と思っている
頑張り屋さんが多くいます。

私も現役時代は、休むことを恐れ
自分を追い込み、そして無理をして
故障して潰れるタイプの選手でした。

チームで置かれた立場を考え

「もっと練習しなきゃ!」

その焦りが故障へと繋がったのです。

もしも、もう一度現役をやり直せるとしたら
上手に「体を休める」ことに気を使うでしょう(笑)

スクール生のご父兄から

「今日は朝が早かったので・・・」
「試合終了が遅かったので・・・」
「疲れている様子なので・・・」

と、子どものコンディションを観察して
子どもと話し合って「お休み」の連絡をくれる方もいます。

頑張ることだけが選択肢ではなく
「休むことも練習のうち」です。

「休む」と「さぼる」は
まったく異なったものです。

勇気を持って休んでください。

携帯電話からの申込みに関しまして

MFT野球スクール juku@mft.jp
少年野球研究所   jbbl@mft.jp

宛に、個人レッスン・スクール体験・講習会などの
申込みを携帯電話メールから頂いた場合
こちらからの返信がスパムメール(迷惑メール)と判断し
受信を拒否したり削除されるケースが多くなってきました。

お手数ですが、メール送信されて返信がない場合は
ご利用中のセキュリティソフトの設定をご確認ください。

 
詳しくは各携帯電話会社にお問い合わせください。
@ezweb.ne.jp の場合
[Eメールメニュー]の画面へ。
[Eメール設定]を選択。
[その他の設定]を選択。
[メールフィルター]を選択。
暗証番号を入力。
[アドレスフィルター]を選択。
指定受信設定」と「なりすまし規制」にチェックを入れ、送信ボタンを押します。
個別指定の欄にtripstar.co.jpを追加して登録。
設定確認画面で再度登録。