スクールでは、
身のこなし・バランス・柔軟性を伝えていますが
子どもに伝えるのは何年たっても試行錯誤の連続です。
「人に伝える」
人を引き付ける人
感動を与える人
信頼できる人
そんな人ほど、言葉だったり行動だったり
人に伝える力に、人と違う何かを
持ち合わせています。
昨日の、熊谷スクールで
大きな大きな「気付き」を
子どもたちからもらいました。
私事で恐縮ですが、膝の半月板を痛めてしまい
歩くのもやっとの状態でのスクールでした。
始める前に、みんなを集めて
膝の状態を説明し、みんなで助け合って
協力し合ってやって欲しいと話しました。
いつもは近くにいて「次はこれ」と
指示を出しながらのウォーミングアップですが
口を出せない少し離れた位置に座らせてもらい
みんなの動きを見守っていました。
すると・・・
いつもより素晴らしい動き!
中学生がしっかり指示を出し
小学生がその指示をしっかり聞き
指先まで神経が行き渡っています。
あれっ?
いつもと違う・・・(^^;)
そうです!
指導者(私)が指示を出しすぎていたのです。
「任せるよ!」
この方針は、基礎土台ができると
口を出さない方が子どもが成長できることを
子ども達から教えてもらいました。
膝を痛めたおかげで
「口を出さないこと」
「見守ること」
そのことで子どもが成長することを
野球の神様は私に伝えたかったのでしょう。
理解しているようで、いちばん理解していないのが
自分自身であることに気づきました。
子どもの可能性は無限大です。