じっくりと、慌てずに・・・(^^;)

「明日の試合で打てるように・・・」

この指導方法を、私は知りません。

どうしたら故障を防げるか
どうしたら今よりも向上するか
どうしたら野球を長く続けられるか
どうしたら楽しめるか

この分野でのヒントは
何とか教えれるかもしれません。

「育てる」とは?

答えを早々に言うのではなく
ヒントを出して、考えさせること。

そのためには時間を費やすこと。

じっくり慌てずに・・・
口を出しすぎずに見守ること!

そこを目指している大人が
私の周りにたくさんいます♪
そのことが何よりも有難いことです。

昔と今の考え方・・・

30代の頃・・・

初めてアメリカの「ベースボール」を肌で感じた時
プロも、子どもも「ダラダラ」していて
「悪」の印象が強かった記憶があります。

日本の「野球」は教育が行き届いていて
一糸乱れず、チーム一丸となって
妥協を許さず、頑張り続けることが「善」の教えでした。

50代になり・・・

そのイメージとは全く異なり
「運動能力」や「本能」という観点においては
ベースボールの凄さに、ただただ脱帽です。

高校野球を見ていると
一般的に評価されているのは「キビキビ」とした動きで
その一生懸命さや、一糸乱れぬ行動に
「高校生らしさ」や、「爽やかさ」を感じます。

しかし・・・

型通りの野球は
「伸びしろ」が少ないのでは?

そう感じるようになり
自分自身に疑問を投げかけています。

「本当にそれが正しいのか?」
「錯覚していないだろうか?」

自分で考えて行動しているのか?
怒られないように行動しているのか?

相手と戦っているのか?
自分のチームの監督と戦っているのか?

怒られないように
迷惑をかけないようには
とても大切なことですが
この「差」は、運動能力に影響を与えます。

野球の技術論がどうのこうのではなく
「環境」と「教育」の設定をどうするのか?

環境と運動能力は繋がっていることだけは
間違いありません。

これからも、答え探しが続きます・・・(^^;)

同じ話を素直に聞ける人

人の話を聞いていて
以前にも聞いたことのある話を
聞かされるケースが、たびたびあります(笑)

「それ知ってる」

「100回聞いた」

歳のせいか、聞く側より
話す側で、このケースが増えています。

もちろん知らないと思って
伝えるケースがほとんどですが・・・(^^;)

スクールで、同じ内容を伝えようとしても
二度と同じ授業はできないものです。

場所や気候、空気によって
話す側にも聞く側にも、「心理状態」に変化があるので
それは違って当たり前ではないでしょうか?

聞いたことがある話を
「あ〜、それ知ってる」と耳をふさぐのではなく
「素直に聞く」という精神は、深く理解するためには
とても大切なことのように思えます。

3つの心・・・

恩師の高校時代の教えの中に
人として成長するために
また、野球がうまくなるために
必要な「心」を教えていただきました。

素直な心
謙虚な心
認める心

この3つの「心」は
これからも大切に育てて行きます。

立場は関係なく、この心がなければ
「聞く耳」など持ち合わせるはずもありません。

どんなに素晴らしいアドバイスをしても
どんなに大切な情報でも
どんなに素敵な出会いをしても

成長するための「ヒント」があるのに
目の前をスーっと過ぎ去るだけです。

 

子ども達にとって、勝ち負けが
いちばん大切な時期ではありません。
勝利の数ではなく、学びの数が重要です。

親は誰もが
「今日の試合は勝ったの?負けたの?」
と聞くはずですが

「今日はどんなことがあったの?」
と聞いてみるのも楽しそうです・・・♪

新・中学三年生・・・♪

新年度に入り、最初のスクールで・・・

新中学三年生が、いい働きをしてくれました♪
上級生が下級生の面倒を良く見てくれます。

今まで上級生がやっていたことを
見事に引き継いでくれています。

本当に素晴らしいことです。

大人主体での指導は、他人や
弱い人間の「面倒を見る」ことができません。
それは、自分のことだけで精一杯だからです。

怒鳴ってばかりいては、
子どもは自分で判断することを止め
支持を待つだけの性格になります。

子ども達から、積極的な意見が出るはずもなく
「本心」にフタをしてしまうので
「本能」のままのプレーなど
できるはずがありません。

あるチームでは、キャプテンばかりに負担をかけ
全ての責任を、そこにぶつけます。

できない理由
やらない理由

「お前が悪い!」

いやいや、指導者が悪いんですよ!

子どもと同じように
大人だって成長しなければ
指導していても面白く思えないのが普通です。

弱い子どもに権力をかざし
威張っても何も生まれません。

できないことが
できるようになるのも「成長」

してはいけないことを
しなくなるもの「成長」です。

私だって、子ども達に
負けるわけにはいきません。

ここの勝ち負けには
かなりこだわっています・・・(^^;)