役割りとは言え・・・(^^;)

レッスンに来てくれる子ども達・・・
そのほとんどが、「怒鳴られてばっかり」と答える。

そしてお決まりのように、朝から晩まで練習している。
そして「ゴロを打て」と言われ、「遠投しろ」と言われる。

今までの私は、そのセリフを聞くたびに「無茶苦茶」と感じていたが
最近は、「当たり前」と感じ、驚くことはなくなった。

でも、なぜそんなに怒鳴らなくてはいけないのか?

今日、レッスンに初めて来てくれた子も、怒鳴られているそうだ。
キャッチボールを観察すると、ボールの握りはツーシーム!

ボールの握りは、教えてもらったことはないそうだ。

「しっかり投げろ!」と怒鳴る前に、
やること、教えることはあると思う。

怒鳴る人の多くは、「教える策」がないように思えてならない。

怒鳴られている子ども達は、私に会いに来てくれるのだが
怒鳴っている指導者は、私に会いに来てくれない。

ぜひ、お会いしてみたい。
そしてじっくりと、話を聞いてみたい。

一通の手紙・・・♪

佐藤さんへ

キャンプはとても楽しかったです。
最初はとてもしんぱいだったけど
練習をしているあいだに友達ができたので
うれしかったです。

キャンプをしていると、ますます野球の楽しさがわかりました。
バーベキューや川あそびでコミニケーションがとれました。

ぼくも来年のキャンプがとても楽しみになってきました。
ぼくはぜったい野球をやめません。
野球はとても楽しくておもしろくて
野球にしかない楽しみがあるからです。

佐藤さん、○○県○○市にあそびにきてください。

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眞之介へ

手紙ありがとう。
小学生なのに、一人でキャンプに参加してくれました。
その勇気はすごいと思います。

野球も、とてもじょうずでした。
特にバッティングは、きれいなスイングでしたよ。
ビックリしました。

そしてその笑顔に、多くの仲間が集まりました。
友達もたくさんでき、野球を楽しめたことを
本当にうれしく思います。

これからも、いろいろなことがあると思いますが
素晴らしい仲間がいることを忘れずに
たくましく成長するよう願っています。

また会える日を楽しみにしています。

佐藤洋

個人レッスン・9月スケジュール

「きっかけ野球塾」

火曜・水曜・木曜スクール   予約制 (個人レッスン)

場所 : 斉藤接骨院 室内練習場
      〒361-0077 埼玉県行田市忍984

時間 : 午後4時30分~6時 小学生2名
    : 午後6時ー7時30分 小学生2名
     : 午後7時30分ー9時  中学生2名

 

料金 : 1回につき スクール生 3000円
              一般    5000円

9月スケジュール
第一週  1日(木)  
第二週  6日(火)   7日(水)   8日(木)
第三週 13日(火)  14日(水)ツꀀ ツꀀ15日(木)
第四週 20日(火) ツꀀツꀀ 21日(水)ツꀀツꀀ 22日(木)
第五週 27日(火)  28日(水)ツꀀツꀀ 29日(木)

問い合わせ
申込みはjuku@mft.jpまで

 

友達の輪☆

埼玉県小鹿野町でのキャンプが終わって一段落。
毎年、南三陸に集まってくれていた方々の、顔を思い出します。

「元気ですか~?」

子ども達も1年経つと、体も心も大きく成長します。
毎年、みんなの成長を楽しみにしていたので
会えなくて本当に残念ですが、みんな逞しく成長していることでしょう!

「野球のおかげで出会えたご縁」を
いつまでもいつまでも大切にしたいと願っています。

子ども達が凄いと思うのは、見知らぬ同士が集まっても
すぐに仲良くなり、心と心が繋がります。
これは子どもの、生まれ持った「特徴」ではないでしょうか?

「同じ釜の飯を食う」と言う言葉がありますが
住んでる場所が違っても、チームが違っても
同じ目的で、同じ空気を吸い
一時かもしれませんが、同じ釜の飯を食べる。

そこに集まった子ども達が、数年後あるいは数十年後
「あ~、あの時の・・・」
そんな再会があれば、嬉しく思います。

私は、野球を通じてたくさんの仲間に出会い
たくさんの人に助けられて生きています。

親は、誰がレギュラーで、誰が控えだとか
背番号をもらったとか、もらえなかったとか
ライバルの活躍を妬んだりとか・・・

そんなのは、ちっぽけな世界です。

他人の子どもを、我が子同然心配してあげましょう。
他人の子どもの活躍を、心から喜んであげましょう。

そうすることによって、チームの空気は澄み切って
意識の高い環境になるでしょう。

技術の底上げも大切ですが
目に見えにくいチームの環境は、子ども達にとって
それ以上に影響力があると思います。

野球で知り合ったご縁を大切にしてください。
子ども達は宝物です。

足の引っ張り合いは悲しすぎます・・・(^^;)

ほとんどの人が陥ってしまう罠・・・

このブログで良く使われる言葉の

「怒鳴る」
「イライラ」

そして「自分磨き」

何でも「人のために」と言うと聞こえは良いが
その犠牲心は、普通の人間は長続きしない。

結果的に人のためにと言いつつも
相手に不満が募り、結果的に「イライラ」してしまう。
冷静に考えれば「自己中心的発想」に行き着いてしまう。

人のためにと言いつつ、その相手に「イライラ」しているのは
つじつまが合わないのではないだろうか?

これは、ほとんどの人がそこに陥ってしまう。
私も同じ・・・

「イライラしちゃダメですよ」と私が言っても
「そんな事はわかってるけど、イライラしちゃうんです」と答える。

それを「わかっていない」と言うのかもしれない(笑)

「自分のために」と言うと聞こえは悪いが
損得の勘定はしないので、何かの見返りを求める必要もない。
これは意外に楽しいし、長続きする。
そして何より「ありがとうございます」と言う言葉で満ち溢れる。
うまく説明できないが、不思議な現象だ。

子どもの結果で一喜一憂
子どもの結果でイライラ

これでは大人として、子どもを守る立場として
ブレまくっているのではないだろうか?

そこに焦点を定めて少年野球を見ているの人は
「気づいている」ので違和感があっても当然だ。

あくまで子どもの世界に大人がのめり込むのは
どうかと思う。

バッターボックスは、その子の世界。
マウンドも、各ポジションも同じだ。

土足でズケズケと上がりこみ、「あ~しろ、こ~しろ」では
相手と戦う本能は生まれない。

怒られないように、怒られないように
人の目を気にしてばかりの性格になってしまう。

良い指導者の条件はたくさんあるのだろうが

子どもを「見守れる人」
子どもに「勇気を与えられる人」

だと私は、思う。

怒鳴っても
イライラしても
そこから指導は、何も生まれない。

「自分磨き」

これは本当に楽しいですよ♪