時代の流れ?(^^;)

春の選抜が長崎県・清峰高校の優勝で幕を閉じました。
昔と違って大舞台でも物怖じしない高校球児!
その姿は堂々としたものです。

技術の向上は目覚しいものがあります。

投手は140キロを越えるストレート!
切れの良い変化球!

打者のスイングスピードも早くなり
飛距離も確実にアップしています!

グラブさばきも間違いなく私たちの高校時代とは
比較にならないほどレベルがあがっています。

しかし・・・

多くの選手の眉毛は細くカットされ
帽子のツバは大きく曲がり
打席ではキャッチャーの構える位置を覗き見し
高野連が何も言わないのが不思議なくらいです(^^;)

ファッションは時代と共に変化するものですが
「古い考え」の中にも伝統を重んずる良きものが存在します。

プロの選手はあんな帽子のかぶり方はしません。

芸能人なら許されるかもしれませんが
世の中で、あの眉毛は通用しません。

力の勝負!
技の勝負!
気持ちの勝負!

日頃の苦しい練習を乗り越えて
予選を勝ち抜いて勝ち得た自信と誇り!

本当の意味で、正々堂々と戦って欲しいと願います。

テレビの画面からキャッチャーの位置を覗いている姿は
もう観たくありません。
そんな指導はしないでください。

ルーティングの一環?
いやいや完全に覗いています(^^;)

敗れた花巻東の選手の眉毛は
太くて立派な戦いでした♪

「W」の選手の眉毛は極細で格好悪かったです。
どうぞ社会に出てもそのままの眉毛で活躍してください(^^;)

潔さから・・・☆

「HARA Spirit」   http://www.hara-spirit.net より
「歴史の1ページ」という題で
掲載された原監督の言葉です。

皆さんにもお伝えしたく恐縮ですが引用させていただきました。

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是非、みなさんに胸を張って伝えたいことがあります。
大会中、メンバー交換をしたのは、肉離れを起こした村田だけでした。
他国は多数のメンバーが入れ替わっていました。
正々堂々と闘い続けた証だと思っています。

素晴らしい侍たちと、素晴らしい闘いができ
そして最高の結果を残せたことを心から誇りに思っています。

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「胸を張って伝えたいこと」

「誇りに思えること」

そう自信を持って言える人は
男としてカッコイイなぁ~と思います♪

立派なお侍さんたち☆

ワールドベースボールクラシック(WBC)の優勝で
日本国中が湧きかえりました☆

監督、コーチ、選手をはじめ、すべてのスタッフの方々に
心から感謝致します。

「感動をありがとうございました!」

昨日の仙台スクールでは川崎宗則選手の話を伝えました。

彼は今回の大会は準決勝のアメリカ戦まで
先発出場はありませんでした。

詳しい理由はわかりません。
チーム事情や相手の先発が左だったこと
あるいはコンディションのうえで、何か理由があったのでしょう!

おそらく多くの方々がなぜ川崎選手を使わないか
疑問に思った方が多かったと思います。
川崎選手自身も「なぜ?」と思ったかもしれません。

しかし、彼はベンチにいても大きな声を出し
イニング前には外野手とのキャッチボール!
外野からベンチまでは全力疾走!
それはテレビの画面でも捉えていたシーンなので
気がついていた方も多いと思います。
自分のスタイルを変えることはありませんでした。

普通の人間であるならば
「冗談じゃねぇー」
「やってらんねぇー」と愚痴をこぼし腐ってしまいます。
自分が一番損をするのがわかっていても
やるべきことをやらなくなってしまいます。

しかし、川崎選手はいつでも行けるように
準備に余念がなかったと思います。

結果として準決勝のアメリカ戦では
4打数2安打2得点1打点1盗塁の大活躍!

試合後のインタビューでは
「今日は初のスタメンでしたが・・・?」の問いに

「ベンチにいても試合に出ていたので・・・」

と、あっさり答えました。
この言葉には重みがあります。

決勝の韓国戦でも、これでスタメンかな?
と思いましたが控えにまわりました。

しかし、一番大切な場面での代打起用!
残念ながらその打席では結果は出ませんでしたが
「心をつなぐ凡打」となり
イチロー選手のヒットを生んだような気がしてなりません。

それは川崎選手の行動からくるものです。

もし腐っていたら?
その空気はチーム内に瞬く間に広がってしまいます。

私も愚痴の多い人間です。
今回の川崎選手の振る舞いを見て勉強になりました。

他人に愚痴をこぼす方は気が楽になるかもしれませんが
聞いている方はたまりません。
本人だけではなく回りにも悪影響を与えます。

家庭で
チームで
学校で
職場で・・・

自分の役割を全うすること!
愚痴を言わないこと!

生きて行くうえで大切な事を
川崎選手の野球から学びました。

たとえボールボーイでも
たとえバットボーイでも
たとえボール拾いでも、それは大切な役割です。

その事を大切にしようとしなかったり
一生懸命行動している子供がいたら
絶対に見過ごしてはいけません。

基本の基本☆

スクワットの正しい形は野球をする上で
とても大きな意味を持っています。

バッティングの構え
守備の構え
ランナーの構え

バランスよく大きな力を発揮する為にとても重要なポイントです。
しかし、これが出来ない子供がたくさんいます。

真横から見ると「膝」が「つま先」より前に出ます。
正面から見ると「内股」や「がに股」になってしまいます。
その瞬間に拇指球から外れてしまいます。

野球はこのスクワットの形が一瞬で作れるかどうか!
これが出来ればそのまま横への平行移動が可能になります。
すると野球の技術が向上します。

残念ですが、「構え」を大切に指導されている人は多くありません。

打った打たない!
捕った捕らない!

そこにばかり目が向いています。

私は結果で判断するのではなく
「体の使い方」や「身のこなし」ばかり追い求めています。

今日もそこから崩れている子供をたくさん見ました(^^;)

静粛に・・・(^^;)

【静粛】とは?
  もの静かにつつしんでいること。
  ひっそりと静まりかえっているさま。

【厳粛】とは?
  おごそかでつつしみ深いこと。
  また、その場の様子が真剣な雰囲気であること。

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3月と言えば「卒業シーズン」です。
卒業式と言えば、次のステップに進む為のけじめの式!
「厳粛」に、そして「おごそかに」執り行いたいものです。

今日も馬鹿な大人をたくさん見てきました。

「静粛にお願い致します!」

司会者の方に同じ言葉を5回も言われています。
それでもいっこうに話を止める気配すらありません。

当然です!
人の話を聞いていないのですから・・・!
その言葉が耳に届くはずがありません。
間抜けな母親の多いこと多いこと!

それを注意する父親も誰一人いませんでした。
ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ!
よくもまぁ、喋る喋る!

関係者の話にまったく聞く耳を持たず
前後左右で大きな口をあけて喋る喋る!

「ザワザワした空気」
「落ち着かない空気」

そんな空気の中の式が
厳粛におごそかに執り行われるはずがありません。

もしその空気を厳粛と言うならば
本物の空気を吸った事がない方々なのでしょう。

その親達が一瞬静まり返る場面がありました。
それは自分の子供が卒業証書を受け取る場面で
写真やビデオ撮影の為です。
しかも椅子から立ち上がって・・・

後の人の事?
そんな事が気になる人間であれば
最初から私語は慎んでいます。

自分の子供が終われば、またペチャクチャペチャクチャ!
ただただ呆れるばかり(^^;)

WBCは残念ながら韓国に敗れてしまいましたが
試合前の国家斉唱は球場全体が静まり返り
緊張感が一気に高まります。

「ピーン」と張り詰めたその空気が
プレーする側と見る側の一体感を生み出します。
言葉では言い表せないその緊張感のある空気が
たまらなく好きです。

成人式で最近の若者たちの非常識さを
テレビやマスコミで取り上げていますが
今日の母親たちも充分負けていません。

その親達の顔には「私は馬鹿です」と書いてありましたが
その親達から見たら、私の顔にも「私は馬鹿です」と
書いてあるって言うでしょうね!

私はその人達と同じ空気を吸いたくありません。
同じ時間を共有したくありません。

世の中の空気
地域の空気
職場の空気
学校やチームの空気
家庭の空気

特に子供たちには本物の空気の中で
育ってもらいたいものです。