Merry X’mas☆☆

皆さんの家にはサンタクロースはやって来ましたか?

もし私もプレゼントがもらえるなら・・・
「グラブ」が欲しいなぁー

私がマスターズリーグで使っているグラブは
現役時代に使用していたものです。
引退してもう13年!
もうボロボロです。
修理をしたり、手入れをしたり・・・

他にも何個か持っていますが
なかなか気に入ったグラブと出会えません。

もうここまで来たら愛着があるので
手放せないと思います。

物が溢れている時代!

「物を大切にする!」と言う当たり前のことを
子供たちに伝えたいと思います。

現役プロ☆

師走とはうまく言ったもので
何かとバタバタ忙しい時期。

そんな中、昨日は恩師を囲みプロ現役選手4名と仲間による忘年会!
見渡すと豪華な顔ぶれでした!

ついこの間まで学生だったのに、プロ野球の世界で活躍しています。
何だか不思議な感じがしましたが皆逞しく成長し
楽しい時間を過ごさせてもらいました。

オフシーズンですが、すでに来期に向けてトレーニングを開始しています。
よく遊び、よく食べ、よく寝て、よく練習する。

そして何よりもよく学んでいます。
さすがプロの意識の高さを目の当たりに感じた一日でした!

大先輩!

昨日は沖縄・宜野湾でのマスターズリーグ!
東京ドリームス対福岡ドンタクズ戦は
延長までもつれましたが、残念ながら東京はサヨナラ負け!

しかし、試合を通じて学ぶ事はたくさんありました。

東北高校の大先輩・若生智男さん(元阪神タイガース)が
今年から大阪ロマンズより移籍され一緒にプレーしています☆

1937年4月5日生まれ 70歳。
昨日の試合では先発としてマウンドに上がり
1イニングを投げきりました。

球速も数年前に120キロを計測!
信じられません!
体の使い方もフォームも見事です☆

その若生さん!
試合前にも入念なウォーミングアップ!
そしてランニングもきっちりこなしています。

昨日の試合では一塁ゴロに対してのベースカバー!
そのスタートの速さは超人的です。

試合後に聞いてみました。
その答えは・・・

「壁に向かってピッチングしてるよ!」
「体は動く限り鍛え続けるさ!」

本当に偉大な大先輩です。

私の例で言うと、現役を終えて数年は指導者としての
環境はありましたが、あまり体を動かしませんでした。

いつのまにか口先だけの指導になってしまい
「自分は何でも出来る」と錯覚に陥りました。

このマスターズリーグでプレーする場をいただき
改めて体を鍛え、プレーの難しさに気が付くことができました。

その事が子供達を指導するにあたり財産になっています。
体力も若い頃に比べたら天と地!
しかし、その体力が落ちたおかげで
「体を正しく使う!」事を学べています。

プレーする事によって新たな「発見」や「気づき」が生まれました。

機会がありましたら若生さんのピッチングをご覧に
球場にぜひお越しください☆

致命傷(^^;)

月曜日は石巻で
火曜日は仙台でスクールがありました。

やはり関東地方とは一味違う東北の寒さ!
そんな時、背中は丸まり両肩が上がってしまいます。
気温によっても姿勢は崩れてしまいます。

さて、スクールでの会話!

ある選手の怪我の報告を受けました。
どうも肩が痛いようです。

 私:「おい、○○君!肩が痛いって聞いたけど・・・」
   「大丈夫?」

選手:「はい、大丈夫です!」

このような会話は皆さんの近くでも良くある話です。
しかし、大丈夫ではない事の方が多いものです。

基本的には良い事ではありませんが
プロ野球では状況により、痛めていても我慢が必要なケースもあります。

しかし、現在ではなく将来を見なければいけない子供達!
この「大丈夫」と言う言葉に危険を感じます。
運悪く無理をして致命傷になってしまう例も少なくありません。
それがきっかけで手術をするケースも発生しています。

たとえば試合前に

監督:「おい、○○!肩はどうだ?」
選手:「はい、大丈夫です!」
監督:「そうか!じゃぁ投げてくれ!」

本当は痛くて投げれない状態なのに!
指導者からしてみれば「聞いたら大丈夫って言ってたのに・・・」
「何で言わなかったんだ!」

「大丈夫です」の言葉の先にもう一歩踏み込む必要があります。

子供にしてみたら正直に話したくても話せないオーラが
我々大人から出ている可能性があるのでは?

日頃から選手とのコミニケーションが大切であることを再確認しました。

マスターズリーグ第4戦☆

今日はマスターズリーグが横浜スタジアムで開催されました。
恒例になった試合前の野球教室!
多くの子供達と指導者の方々が参加されました。

私と大川章さん(元ヤクルト~日本ハム・投手)は
指導者を担当させていただきました。

不思議な事ですが、指導者の方々の指導方法と
私達の指導方法が異なるという理由で
耳をふさいでしまう方々も少なくありません。

一番の主役は子供達です。
少しでも指導の引出しを増やす事が
子供達にとってプラスになるならば
聞く耳を持ち、学ぶ事を休んではいけません。

仮に自分の指導方法や考え方と違ったとしても
選手のレベルがあがったり、何かコツをつかむ事ができたら
その事を継続しながら見守ってあげる必要があると思います。

今日参加された方々の学ぶ姿勢は二重丸でした☆

「良くなったじゃないかぁー」
「今日教わった事を忘れるなよ!」

と、日頃から時間をかけて指導している方が声をかけた時
子供達は素晴らしい表情になります。

子供達が本当に野球を「楽しむ」と言う事は
「できなかった事ができるようになる事」かもしれません。