月別アーカイブ: 2009年9月

若気の至り(^^;)


懐かしの巨人軍多摩川グランド

9月12日(土)早朝!
電車に乗って移動中、私の携帯がメール攻撃に合いました。

「見ましたよー」

「んっ・・・???
 一部の人間しか知らない内容を、なぜ知ってるの?」

どうやら日本テレビの「ズムサタ」でその秘密が暴露されたらしい・・・(^^;)
今や番組の看板の宮(ちゃん)とは同期入団!
ジャイアンツの選手を実に面白く引き出しています☆
この日のテーマは「マラソン」だったそうです。

そこで登場したのが香田ピッチングコーチ!
現役時代に・・・
24年前の話!

「多摩川一周10キロランニングでユニホームのズボン・靴を抜いで
多摩川を渡って近道をした!」

そんな過去を暴露しちゃいました。

しかも「仲間は?」と聞かれ
即答で私の名前を!しかも当時の顔写真付きで!

「おい、おい!聞いてないよー

ここからは釈明と言うか何と言うか・・・(^^;)
何を言っても言い訳にしか聞こえないと思いますが(笑)

私の入団一年目の当時は「多摩川グランド」を使用していました。
その日は、光化学スモッグ注意報が発令していたかもしれないし
していないかもしれない暑い夏の日でした???

肩に違和感を感じていたために、その日は試合に参加しない「残留組」!
毎日練習がハードで、しかも練習の最後に10キロランニング!
おそらく何日も続いたメニューです。

当時から長距離は好きではなかったし
「野球選手に長距離は?」と疑問を感じていました。

しかしルーキーでもあったし、何とか頑張っていたのですが・・・

「多摩川の途中で友達の車に乗せてもらう?」
「どこかに自転車を隠しておく?」

そんな作戦会議をしていた記憶があります♪

そしてその日も・・・

スタートから出遅れたのは香田・水野・私の3名!
誰が言いだしっぺかは忘れましたが
「渡っちゃう?」と一致団結!

ユニホームのズボン・靴を頭の上に乗せ
スラパンをギリギリまでまくり上げ、いざ出陣!
水の深さはほぼ股下!

皆さん!
何事も挑戦することは大切な事ですよ???

ところが意外に川の流れは早く先頭を行った私は途中で引き帰そうとしました。

「おい、無理だぞ!」

ところが、さすがに阿波の金太郎こと水野君!
「ここまで来たら行くしかないでしょーーー!」

さすが一流選手の考え方はしっかりしています???
あきらめかけていた私も、その言葉に励まされました???

見事に三名はその逆境に打ち勝ったのです。
10キロランニングは5キロランニングになりました!
その達成感は今でも忘れられません???

あきらめてはいけないことを学びました!?
仲間と協力しあう大切さを学びました!?
挑戦する大切さを学びました!?
川の流れに負けまいとしたことで下半身強化になりました!?

あとは・・・・

往生際が悪いのでもう止めましょう(><)
墓場まで持って行こうって約束したのになぁー^^;)

でも冒険心は大切かなぁ~・・・
門限破りも楽しい思い出です♪

噂の白いたいやき☆

今話題の「白いたいやき」をご存知ですか?
何でも女子高生に大人気だとか?
埼玉のお店も大行列だそうです。

写真は白と抹茶です☆
私が食べたのは「あんこ」と「カスタード」!
食感が普通のたいやきと違って餅を食べているような感じで
意外な感じがしましたが、行列が出来るのもわかるような気がします。

私と女子高生の感覚とはかけ離れていると思いますが・・・(^^;)
物は試しで一度ご賞味ください☆

海(親)は広いな大きいな☆

日本テレビの24時間マラソンを見た方もたくさんいると思います。
今年のランナーは「イモトマサコ」さん!
126.585キロメートルというマラソン3本分の距離!

私は一度だけフルマラソンに挑戦し完走の経験はあるものの
今の私には無理な距離です!

放送時間内にはゴールできなかったのですが
後に放送された特番を見て思うことがありました。

まず支えてくれたスタッフの方がゴール方向へ送り出した後
泣き崩れていました。

理由は「時間内にゴールさせてあげることが出来なかった!」
その悔しさだったようです。
その姿勢に感動しました。

何とか時間内にゴールさせてあげようと最善を尽くしたようです。
休憩時間を短縮したり、休憩ポイントを飛ばしたり・・・
それは想像できないくらい苦しい葛藤があったことでしょう。
しかし、スタッフの方々はイモトさんにとっては「大きな心の支え」でした。

一緒に走ってくれて・・・
体のケアをしてくれて・・・
励ましてくれて・・・

時には鬼のように、そして時には優しく!
ゴールするために、決してマイナスの言葉はかけていないはずです。

「もし親が近くにいたら・・・」

私が親の立場で近くにいたら、どんな言葉をかける可能性があるか考えてみました。

子供に対しては・・・

「無理するな!」
「痛い?大丈夫?」
「よく頑張ったじゃない?いいんだよ無理なら止めても!」

スタッフに対しては・・・

「もっと休ませてやって!」
「もう限界でしょ?」
「これ以上見てられない!」
「もう止めさせてくれ!」

ゴールと言う目標があるにも関わらず、親は知らず知らずに
子供にとってマイナスの言葉を投げかけるものです。

ここにも親の距離感が存在します。

イモトさんの両親はゴールで娘の帰りを待ち続けました。

ゴールしたイモトさんは

「時間内には走れませんでしたが、完走しました。
 私はあなたの娘です!産んでくれてありがとう!」

そう母親にメッセージを送りました。

親にとってこんな嬉しいことはないでしょう!

親が口を出すべきポイント!
絶対に出してはいけないポイントがあります。

親には出来ない事もあるでしょう!
いかに第三者の力が必要か今回のマラソンを通じて
「気づき」がありました。

少年野球の世界も親とチームの指導者、そして子供が
三位一体にならないと・・・!

親が口を出さずに見守るためには
大きな大きな広い心が必要です。

結果ばかりしか見えない人には気が付かない世界です(^^;)

意外な結果(^^;)

埼玉スクールの子供達にアンケートを取りました。

質問内容は
「お父さん、お母さん、じいちゃん、ばあちゃんが
 練習や試合を毎日見に来て欲しい人?」

「・・・・・」

一人だけ手を挙げました!

「じゃあ、来て欲しくない人?」

結果はその他全員手を挙げました。

「まぁ、たまになら来てもいいかなぁ~って思う人?」

それでも3割くらいの子供達しか手を挙げませんでした。

「来て欲しくない人は、なぜ来て欲しくないの?」

答えは・・・

「うるさい」
「文句ばっかり言われる」
「説教される」
「集中できない」

それを聞いていた父兄の皆さんは、全身から力が抜けていました(笑)
細心の注意を払って、楽しい空気を作ってから聞いたので
自宅に戻って説教された子供はいないでしょう(笑)

親は子供の為にと思って声を掛けているのに
その対象の子供達の本心は・・・(^^;)

「それも子供の成長には必要」と思う自分もいますが
「子供の本心を聞いてショックを受けた自分」も存在します。

「子供の心を掴むこと」
「信頼関係を築くこと」

これは至難の業ですね。
あー頭が痛くなってきました(^^;)

あくまで埼玉のスクール生の話ですが
「さぁ、明日も頑張るぞ!」と言って帰ったお父さんの背中が
何だかとても小さく、哀愁が漂って見えました(笑)

少年野球という迷路!



先日の24時間テレビの実話のドラマを見ました。
癌に侵された子供が母親に対して言ったセリフ!
この言葉が頭から離れません。

「お母さん!僕は何のため生まれてきたの?」

母親は即座に答えられませんでした。

しかし・・・
「その答えは人に聞くことではなく自分で見つけるものでしょ!」
と母親が涙ながらに訴えました。

亡くなる直前に

「お母さん!答えを見つけたよ!
 僕は家族を愛するために生まれてきたんだね!」

「ハッ」とした瞬間です。

今更ですが「野球はひとつの手段」にすぎないのでは?

野球を始める初期の頃、親は何を子供に望みましたか?
指導者になりたての頃、どんな指導者になりたいと思いましたか?

「明るく健康で大好きな野球を楽しんで欲しい」と願いました。
「仲間をたくさん作って欲しい」と願いました。
「ルールや団体行動を身に付けて欲しい」と願いました。
「あわよくば甲子園に行って、プロ野球選手に(を)・・・」と言うのは
最後の最後の位置づけだったはずです。

しかし、現実はその順序が逆転してしまっています。

子供達が中心に動いていかなければいけない少年野球が
いつしか親や指導者が中心に動いてしまっています。

その「のめり込み」は異常な世界です!

親の役目はなんでしょう?
試合に熱くなり、子供を追いかけることでしょうか?

母親なら自宅に早めに戻って
風呂を沸かしたり、食事の用意をしたりするのが優先です。

子供と一緒に帰りが遅くなり、何も用意できないから
風呂はシャワー!
夕飯は外食!
あるいはお腹のすいた子供を
長時間待たせる場合もあるでしょう!

この事も子供が主役から降りているひとつの現象で
「のめり込み」に気が付いていないだけです。

帰ってきたら、すぐに道具の手入れ!
そしてすぐに風呂!
時間をあまり空けずに夕飯!

空いた時間を宿題や勉強に当てたり、反復練習をしたり・・・
疲れた体を癒すためにも早く寝させてあげましょう!

早めに食事を済ませれば、また夜にお腹が空いて
夜食だって欲しがるかもしれません。

いやぁー
今日のブログはいつにも増して、敵を作りそうな内容です(^^;)