日別アーカイブ: 2011年2月16日

1+1=2

人間は自分勝手だと思う。

自分自身は、周りの人には優しくしてもらいたいのに
他人に対しては優しくしてあげない!

優しくして欲しいなら、優しくしてあげる。

挨拶しないと怒るくせに、自分は挨拶しない。

大人が成長しようとしないのに、子供には成長を求める。

どう考えても1+1が2にならない。

職場やチームで怒鳴っている人は
他人から怒鳴られることを極端に嫌がる。

自分自身が子どもの時に嫌な思いをしたのに
親になって同じ事を繰り返す。

下級生の時に先輩に虐められて嫌な思いをしたのに
自分が上級生になったら、下級生に同じことをする。

「ありがとうございます」
「感謝します」
「助かりました」
「○○さんのおかげで・・・」

そんな言葉に溢れている環境はうまく行く。

子どものために世の中の厳しさを少年野球で教えると言って
怒鳴って萎縮させながら、子どもを導く術は素人にはできない。

子どものためと言いながら、1+1が2にならず
1-1で0になってはいないだろうか?

「足したいと思うなら、引かないこと」

グランドでイライラした言葉が響き渡る。
子どもたちに笑顔がない。

それでも「元気がない」
「声を出せ」は引き算だと思う。

子どもたちは、すでに引く数は持っていないから
マイナスの数がどんどん増えるばかり・・・

数字(元気)がないのだから、どうしようもできない。
それでも子ども達には求める。

恐ろしいのは「気がつかない」こと!

ここを間違わないためにも
まずは自分を磨くことが先だと私は思う。

そして楽しむことを知ると
足し算をしているのに、掛け算になるような気がする。

増えた数字をみんなに分ければ良いだけだ!
それが本来の大人の役割りだと思う。

そこを目指すために、私は野球に関わりたい。

「昔ながら」は焼きそばだけで充分だ・・・(--;)