スクールやレッスンに通ってくる、子ども達と大人との出会いは
意味深いと、勝手に思い込んでいます(笑)
初参加の場合、当然のことですが
技術を求めてくる親子がほとんどです。
それが、段々と力が抜けてきて
「野球の楽しさ」と「野球以外の何か」に気が付き始め
子どもが、「グ~ン」と伸びるパターンがあります。
ご父兄に聞いてみると、口をそろえて言うセリフがあります。
「あまり、子どもに言わなくなった」
「イライラしなくなった」
この2点が出来そうで出来ない難題です。
しかし、ここに隠されている物は
子どもの成長に必要なものだと思います。
親子が信頼関係を築けるか?
尊敬の念が生まれるか?
「鶏が先か、卵が先か」わかりませんが
技術から子どもの中に入って行った時も
垣間見えるのが、親子関係です。
日頃のチームの指導者の色さえも
しっかり映し出されます。
間違って教え込まれていて
「ぼくが悪いんです」と答える子どもに
「君は何も悪いことはしていない」と伝えます。
野球は失敗のスポーツ!
怖がることなんかありません。
大人同士の駆け引きも、まったく必要がありません。
大人も子どもも、純粋に楽しめない野球は
何かボタンの掛け違いのような気がします。
大人が一生懸命になればなるほど
意外と冷めた子どもが多いのは、気のせいでしょうか?