「楽しもう」と言うと、
「甘い!」
「もっと厳しくすべき!」
と思う人がほとんどだと思います。
だから、怒鳴りたくないけど、仕方なく怒鳴っている・・・
そんな方程式が成り立ちます。
実際に怒鳴っているチームが厳しいかと言うと、
私はまったくそうは感じません。
プレーの瞬間や、結果しか見ていないので
大切な前後が見えなくなっているような気がします。
子ども達のプレー以前に
グランドへ来るのに、自宅からスパイクを履いて来たり
グラブの置き方
ユニホームの着こなし
道具の手入れ
ベンチでの様子
野球に向き合う姿勢・・・
見過ごしていることがたくさんあるのに
そこはあまり気にならないようで
とにかく「勝つこと」を目指します。
子ども達のプレー以前に
私が考える「厳しさ」とは、大人が自分を「律する力」です。
グランドでタバコを吸ったり、自分がやることもやらないで、
子ども達ばかりに求めることに、納得がいきません。
指導すべき点で指導せず
叱るべきポイントを見過ごしてしまい
放っておけば良い点に、口を出し
子ども達のやる気を奪い、楽しさを奪っている・・・
そして、指導が一貫しません。
それが怒鳴っているチームの特徴です。
ただ・・・
ユニホームを脱ぐと、皆さん良い人ばかり・・・(^^;)
ここが厄介です。