日別アーカイブ: 2011年11月7日

真逆?

「楽しもう」と言うと、

「甘い!」
「もっと厳しくすべき!」

と思う人がほとんどだと思います。

だから、怒鳴りたくないけど、仕方なく怒鳴っている・・・
そんな方程式が成り立ちます。

実際に怒鳴っているチームが厳しいかと言うと、
私はまったくそうは感じません。

プレーの瞬間や、結果しか見ていないので
大切な前後が見えなくなっているような気がします。

子ども達のプレー以前に
グランドへ来るのに、自宅からスパイクを履いて来たり
グラブの置き方
ユニホームの着こなし
道具の手入れ
ベンチでの様子
野球に向き合う姿勢・・・

見過ごしていることがたくさんあるのに
そこはあまり気にならないようで
とにかく「勝つこと」を目指します。

子ども達のプレー以前に
私が考える「厳しさ」とは、大人が自分を「律する力」です。
グランドでタバコを吸ったり、自分がやることもやらないで、
子ども達ばかりに求めることに、納得がいきません。

指導すべき点で指導せず
叱るべきポイントを見過ごしてしまい
放っておけば良い点に、口を出し
子ども達のやる気を奪い、楽しさを奪っている・・・

そして、指導が一貫しません。
それが怒鳴っているチームの特徴です。

ただ・・・
ユニホームを脱ぐと、皆さん良い人ばかり・・・(^^;)
ここが厄介です。