十人十色・・・
これは「良い」と思うような、やっと見つけたと答えでも
ある子どもにはあてはまり、ある子どもには
まったく使えない。
今日は上手く教えれた!
今日はダメだった!
その繰り返し…
同じ内容の授業をしても
自分、相手、場所、空気、体調などの「環境」によって
大きく異なる「流れ」が、この年齢になっても
悲しいかなつかめない。
「教える人」と「教わる人」
何となく見えてきたのは
私の仕事は、教える側(私)が
教わる側(子ども)に、スイッチを合わせること。
「教わる側」が「教える側」に合わせるのが一般的だが
このスタイルだと、自己満足の世界に
陥りやすいのではないか?
理解させることが目的なのに、そこに目が向かず
自分は100%伝えたという「自己満足の世界」
「私はこれだけやっているのに?」
「なぜできないの?」
「なぜやらないの?」
この想いこそ相手を思いやることのない
自己中心的な発想なのではないか?
自分の未熟さを、日々思い知らされる。
答えを見つける自信がないが
船出してしまった旅であり
もう後戻りはできない以上
船を止めるわけにはいかない。
「楽しく」
今ある答えは、
たったこれだけだから、笑える。