月別アーカイブ: 2013年3月

紳士的なスポーツ!

WBCで日本代表チームが決勝ラウンドに進出しました。
選手・関係者の皆さんには感謝と敬意を評しますm(_)m

台湾戦・・・
この試合は歴史に残る一戦となりました。

日本の勝利で盛り上がる中
台湾チームがマウンドを囲み
深々と一礼する光景がありました。

台湾チーム監督の試合前後のコメントを見ても
日本に対する「尊敬の念」を感じ、紳士的な対応です。

史上最強チームの印象を持つキューバチームは
監督がマウンドで激怒する姿が、大会前の親善試合から
何度となく映し出されました。

やはりスポーツは紳士的であるべきです。
ましてや国際大会・・・

マウンドに国旗を立てるような姿は
見たくありません。

 

 

少年野球も同じであって欲しいです。
怒鳴っている方は気がつかないかもしれませんが
見ている側からすれば、虚しい光景です。

怖いのはチーム内で、
それが当たり前と感じてしまっていることです。

「また始まった・・・」
「いつものことだし・・・」

スポーツは、荒々しさの中に「紳士的な人間」が求められます。
台湾チームから、その大切さを学ぶことができました!

がんばれ!台湾!

言葉の重み・・・

震災から2年・・・

震災の被害者、当事者ではない人は
日本人の9割に当たるそうです。

何事もなく、忘れるのもごく普通の流れです。

私には震災直後に「忘れられない」
一通の仲間からのメールがあります。

 

「死んでいる人を見ても、涙ひとつ出ませんが
生きている人を見ると、涙があふれます」

 

この言葉を胸に、生きている人に感謝し
自分の役割を果たして行きたい・・・

黙々と・・・

ただそれだけです。

体験学習・交流会の詳細について

3月23・24日の南三陸町・体験学習と交流試合について
スケジュールが確定しましたので
ご案内させていただきます。

なお、定員に達していますので
募集は行っておりません。
ご了承ください。

◇日 時:平成25年3月23日(土)〜24日(日) 1泊2日

◇参加費:バス利用 10,000円 (大人・子ども 各1名の料金)

現地集合宿泊者  5,000円 (大人・子ども 各1名の料金)

※出発日前日までにお支払いください
現地集合の方は当日お支払いください(佐藤まで)

◇参加費に含まれないもの・・・23日昼食代・24日夕食代(東北道パーキングにて)

◇宿泊先:宮城県志津川自然の家  宮城県本吉郡戸倉字坂本88-1
0226-46-9044

◇スケジュール
3/23日
7:00  バス出発 (行田市・斉藤接骨院)
14:00  集合 (南三陸町さんさん商店街)
14:15  体験学習
15:00 町内視察
17:00 自然の家入所式
17:30 夕食
18:10 外部交流・入浴・自由研修(現地指示)
22:30 消灯

3/24日
6:30    起床・朝食・出発時間は現地指示
9:30  交流試合 (小学生・中学生) 登米市津山町河川敷野球場
14:00   現地出発・解散
21:00   バス到着予定 (行田市・斉藤接骨院)

◇持ち物 ユニホーム、野球道具一式、その他

登米市津山町河川敷野球場
http://www.city.tome.miyagi.jp/map/map-taiiku/tai_037.html

 

本物?偽物?

「本物を知らなければ
偽物を本物と思い込み生きて行く」

 

ほとんどの方が、初対面の子どもに対して

「ほらっ!ちゃんと挨拶しなさい!」

私は
「いいよ、したくなかったらしなくて!」

挨拶は、人間にとってとても重要です。
ただ人に言われて挨拶されても
言われた方も違和感を感じます。

だったら「今は」言わなくていい!

大人から言われ続ける子ども達・・・

挨拶しなさい!
返事は!
早くしろーーー!

大人にできないことを、子どもに求めている光景を見ると
涙が出てきそうになります。

「いいよ、いいよ、そのうち出来るから・・・」

言われ続ける子ども
ひたすらその時を待った子ども

結果は「時を待つ」方が、時間も早く
何よりも「心」を身につけるのです。

「急げーーーー!」

言われ続けた子ども達は、「怒られるから」という思考が優先され、
人が見ていないと・・・
注意されないと・・・
自ら動くことをしなくなります。

必要だと感じたら、自分から挨拶します。
自分で行動を早くします。

大人だって人から言われ続けたら嫌になります。
同じ人間で感情の生き物ですから
大人も子どもも同じだと思います。

「時を待つ」

ここを知ることが出来たら、
本物に近づけるような気がします♪

野球教室で良くある光景・・・

司会:「みんなで声を合わせてお礼を言いましょう!
ありがとうございました!」

子ども達:「ありがとうございました!」

閉会式が終わると、私たちの目の前を
素通りして行く子どもがほとんどです(笑)

腹は立ちません。
それが普通だと思っています。

しかし中には「ありがとうございました」
と言える変わった?子どももいます。

野球は団体競技でありながら
「一対一」の戦いが求められます。

全員で声を合わせると見栄えは良いのですが
結局は挨拶だって「一対一」の勝負です。

子ども達が

言われて気がつくこと
自分で掴むこと

ここの判断力が、大人には必要ではないでしょうか?