月別アーカイブ: 2013年6月

自然体がいいなぁ~♪

「姿勢」を良くすると・・・

「不安な心」を消すと・・・

こんな構えになりました。

多くの大人の方は、何となく ↑ の「構え」が
雰囲気のある「良い構え」と感じるのではないでしょうか?

しかし・・・

子どもの心の中は、その逆です。
嫌なものは嫌なんです。
窮屈で窮屈で仕方がないんです。

そこを理解しないで、頭ごなしで
「こ~やれ! あ~やれ!」では
子どもは変わるはずがなく
行く先は、野球を嫌いになってしまいます。

本来は「自由に」、そして「好きに」構えれば良いのですが
大人の指示により

バットはここに構えなさい!
脇を締めなさい!
ゴロを打ちなさい!

などなど・・・

たくさんのアドバイスを子どもに送ると
子ども自身は、何が何だかわからなくなり
「本能」が消されてしまいます。

本能を消してしまうと
感覚までも奪ってしまいます。

怒られるから・・・
怒られないように・・・

野球が上手くなって欲しくてアドバイスしたことが
逆の方向に向かってしまうこともあるので

子どもを指導するのは、本当に難しいのです。

「子どもくらいだったら俺も教えれる!」

いやいや!
プロの選手より、子どもの方が難しいです。

特徴を知る・・・

「自分で気づく」

これが出来たら、人間は大きく変われます。

しかし、気づかないことの方が多いので
「人の話を聞く」という「素直さ」が必要なのですが

「そんなことはない」と、なかなか認めないのが
人間の特徴のようです(笑)

それは、子どもも大人も同じだと思いますが
ここに矛盾が存在します。

すべて認めれば良いか?
と問われれば、決してそうではありません。

「判断」

生きていく上では、「判断」が必要になってきます。

小さい時に、「考えさせる」と言う教育は
想像以上に大きな力を生みます。

一見、「こうしなさい、あ~しなさい」は
大人の力を借りて、子どもはその場は乗り越えたとしても
また同じ状況が起こると、また同じ失敗をするケースを
大人はたくさん見ているはずです!

「なんでわからないんだ!」
「前も言ったじゃないか!」

が、この世界です。

野球のグランドで、大人の指示が飛びます。
「もっと右、左」
「もっと前、後」

まずは自分で好きに「動いていいよ!」が
最初のスタートラインです。

自分で考えて・・・
行動して・・・
失敗して・・・
相談して・・・
そしてまた挑戦して・・・

そして自分で出来るようになれば
「生きる力」が育つのでは? と、思います。

小・中学生にとって
「勝つ」ということは、あまり重要ではありません。

「敵に勝つ」目標を掲げるのであれば
むしろ、「自分に勝つ」ことの大切さを
学ぶことを優先させたいと考えています。

その上に「勝った負けた」があり

その勝ちの中から・・・
その負けの中から・・・

たくさん「学ぶ」だけの話です。

勝ち負けにこだわり、長く引きずるのが大人で
ひと晩寝たら忘れるのが、子どもの特徴です。