どうやって?

学校行事のスポーツの秋の定番!
マラソン大会!

ちょっと覗いてきたのですが・・・

保護者の方々はメインのゴール地点で応援していますが
私はその反対側で見守っていました。

そこはスタート地点で、周辺には人はまばらな状態。
先生が子ども達に向けての注意事項を話していました。

「転ばないように!」
「もし転んだら、後ろの人はつまずかないように!」
「間隔を置いて走るように!」

スタートのピストルが鳴ると
「転ぶな!転ぶな!」と叫んでいました。

次の学年にも、またその次の学年にも
同じ言葉を繰り返していました。

学校の体育が崩壊なのか?
私が変人なのか?

誰も疑問を感じていないようなので
後者が正解のようです・・・(^^;)

指導者の言葉から見えてくる環境・・・

何気にグランドや球場のスタンドに足を踏み入れると
そこにいるチームの空気が伝わってきます。

「おっ!子供たちが元気だなぁ~」

そう感じる時は心がワクワクします。

問題なのは、やたらと大人が賑やかで、
その真逆に子供たちがおとなしい時・・・

大人の発する言葉は、チームそのものを現しています。

「何やってんだよ!」
「しっかりやれよ!」
「ばかやろう!」

この手の言葉が聞こえてくると
日常の指導内容や、その人の能力が垣間見えてきます。

「世の中の厳しさを教えてる」とか
「甘やかさないように教えてる」とか
「悔しさを教える」とか
「やる気を出させる」とか・・・

そんな野球を知らない人が
「そうなんだぁ~」と思うような言い訳はいりません。

教える方法を知っているうちは丁寧に教えます。
教える方法が無くなった途端に「イライラ」して怒鳴り出します。

子どもたちが、失敗した時
子供たちを怒鳴って、その責任を子どものせいにするのではなく

「俺の教え方が悪かったなぁ~」
「どうやって教えたら上手く出来るかなぁ~」

そう考えるべきだと私は強く思います。

怒鳴っている指導者は
怒鳴るしか方法がないから怒鳴っているのです。

「子どものために」と言っているかもしれませんが
間違っても「子どものために」なっていません。

解決するためには、この方法しかありません。
それは「イライラしない」ことです!

心地よい言葉の響き♪

レッスン前に準備をしていると
お世話になっている方の高校三年生の娘さんが
私に向かって一言・・・

「何かお手伝いすることはありますか?」

気の利いた言葉に、思わず感動☆

家庭と学校での教育の大切さを痛感しました。
高校生が使ったこの日本語は
忘れていた何かを思い出す「きっかけ」になりました。

人を思いやりなさい!
人には親切にしなさい!
人には優しくしなさい!
困った人がいたら助けなさい!

そんな教えが、この
「何かお手伝いすることはありますか?」
のセリフに凝縮されています。

スクール生にも伝えます。
私自身も何かそんな場面に遭遇したら
ぜひこの言葉を使ってみたいと思います。

ボールを運んでくれてありがとう☆

その作戦は?

勝つことしか頭にない人が多いのはなぜでしょう?

「勝つためには手段を選ばず」

その姿は醜い・・・

バント攻めで勝ったチームの指導者が勝利に喜んでいます。
親も喜んでいます。
果たして主役の子ども達は楽しいのかなぁ~?

もし楽しいと思っていたり、何も感じなければ
「知らない怖さ」を感じてしまいます。

そのことの大切さに気がついていなければ何も感じません。
電車の中で堂々と携帯電話で会話している人に良く似ています。

大きな声で
「今、電車の中だからあとで電話するよ!」

得意げな顔をしているから笑えます・・・(^^;)

勝負事には良い勝ち方もあり、良い負け方もあるはずです。
私は子ども達には全力でぶつかって
「正々堂々」と戦って欲しいと思います。

釈迦に説法の境地・・・(^^;)

10日(水)はご縁があり、
群馬県の利根沼田中高生徒指導対策協議会様からのご依頼で
中学校、高等学校の生徒指導主事、PTA役員、教育関係者の皆様と
共に学ぶ場をご提供いただきました。

教育のプロに対し、私のような素人に伝えることが出来るとすれば
「野球の道」しかありません。
今回は「野球を通じたきっかけ作り」という題目で
お話をさせていただきました。

私が感じたことは、
「子ども達のことを真剣に考えている先生が世の中にはたくさんいる」
と言うことです。

一部には自分の身を守ることしか考えていない教育者がいるのも事実。
人を育てることができない教員がいるのも事実です。

「事を荒立てない」
「見て見ぬ振り」

学校だけではなく教育委員会にもビックリするくらい保身の人がいます。

しかしその一方で、多くの先生方が頑張りすぎるくらい頑張っています。
昔に比べると「先生」に対して「尊敬の念」が薄れてきています。
親は、足を引っ張るのではなく、先生の負担を軽減する活動や
言いたい事が言える環境を作る必要があります。

親は「子どもを自立」させ
指導者は「人を育てるお手伝い」
そして地域は「我が子と同様に他人の子どもを見守る」

小学校の道徳で習った
「協力すること」
「助け合うこと」
この二点を、大人が完全に見失っているような気がしてなりません。
それぞれの立場で「今何ができるのか」を考える時期です。

今日もたくさんのエネルギーをいただきました。
素敵な出会いに感謝致します。
関係者の皆様!
ありがとうございました!