なるほど、なるほど・・・


ナイススイング!

仲間内での食事会の席で、サッカーの話題になりました。
Jリーグの関係者がこんなことを言っていたそうです。

「子供の時から、ボールをつないでつないでゴールを目指す
 サッカーを教えている。一人でドリブルをして
 相手を抜いてゴールをするスタイルではない。
 その育成方法こそが、絶対的な点を取れるストライカーが
 日本では育たない原因だ!」

この話を聞いて「なるほど~」と唸ってしまいました。

野球のバッティングに置き換えて考えてみると

「バットを強く振ること」
「遠くに飛ばすこと」

フライを上げて凡打すると子供たちを叱り
ゴロを打たせて相手のミスを誘う指導方法は
子供たちの持っている能力を引き出せないという考えと
何か共通しているなぁ~と思いました。

やはり小さくまとまるのではなく
大きく大きく育てるべきだと改めて感じました。

どうしてそんなに早い時期からコンパクトという言葉を利用して
小さく育てようとするのでしょうか?

大きなスイングで力強い空振りをしたら
「ナイススイング」と褒めるべきです。

猪木さんへプレゼント☆

猪木さんからのコメントで

サマーキャンプでの大川さんがヤキソバを作っている写真が
大好きとのことでした(笑)

「大人の役割のヒントがあるような気がして・・・」
とのことですので、こんな写真はいかがでしょうか?

大川さんが直々に持参した「塩」をふっている写真です。
ボールの持ち方も大切ですが、塩の持ち方にもご注目!
その「こだわり」は中国4千年の歴史に優るとも劣りません(笑)

大川さんが味付け担当で、私が野菜炒めを作っていま~す♪
なかなか見事な連係プレーなんですよ♪

野菜の新鮮さにも驚きですが、その味も最高です☆
醤油と卵入りで、知る人ぞ知るキャンプ名物です・・・(^^;)

バーベキューだけのキャンプ参加も来年は募集します???

時の流れ・・・

ツꀀ

「野球」は、私たちにたくさんの「感動」を与えてくれます。
では、その逆に・・・
私たちは、「野球」に「感謝」を忘れていませんか?

ここで言う「感動」とは「結果(勝敗)」ではありません。

子供たちが、成功や失敗に関係なく、励まし助け合う姿に感動します!
子供たちが、ボールに一生懸命向かって行く姿に感動します!
子供たちの、成長に感動します!

そこに、大人たちの不平不満や怒鳴り声は必要ありません。
感動を得ようとして、結果だけを求め、そこに執着してしまうから
イライラして怒鳴ってしまうのではないでしょうか?

野球に感謝すること
今ある環境に感謝すること
そして子供たちに感謝すること

それを知っていれば、どう考えても
プレーの失敗に対しては怒鳴れません!

最近の医学でも「怒鳴る」ことによるマイナス面を指摘しています。

怒鳴られると、人間の体は緊張し、毛細血管が収縮し
筋肉の末端に血液が通わなくなるそうです。

その結果、筋肉が動かなくなり普段どおりの力が発揮できない!
このように医学的にも解明されています。

ましてや相手は子供です。

子供たちをリラックスさせたり、力を引き出す役目のある指導者が
力を発揮させないようにする行為は如何なものでしょうか?

私たちの経験した昭和の野球も良い点はたくさんあります。
ただし、その全ては通用しません。

昔、水を飲む事が禁止されていた時代・・・
今は真逆に、充分な水分補給が当たり前の時代・・・

この点だけを考えても大きく変わっています。

技術も大きく変わりました。
そして指導方法も大きく変わりました。

時は進み、すでに昭和ではなくなりました。
平成になって、もう22年です!

昭和と同じ野球を子供たちに求めるのは・・・(^^;)

生意気?

ある子供の成長に目を細めました♪

その子は出会った時から
「はいっ!」
・・・っと、気持ち良く返事が出来る子供でした。

ただし、私とのコミュニケーションは
「はい!」
「いいえ!」
「違います!」
「大丈夫です!」
などの言葉では、会話は成り立たないので
小学生であっても、自分の言葉を探す必要があります(笑)

先日のレッスンで、こんな会話がありました。

私 : 「こうやったらどうだい?」
子 : 「ボクはこっち(私の指導とは逆)の方がやりやすいんですけど・・・」

その言葉を聞いた瞬間をイメージしてください。

指導者にもいろいろなタイプの方がいます。
もしかしたら・・・

「逆らっている!」
「素直じゃない!」
「生意気だ!」
「勝手にしろ!」

感情的になってしまって、その子を
「無視」する大人さえいるかもしれません。

私は
「それでいいよ!やってごらん!」
とだけ言いました。

実は、その子が言った「ボクはこっちの方が・・・」は
正しい身のこなしではありません。

今、それよりも大切なことは、
「感性・感覚」を磨くことだと考えます。

やっと芽生え始めた、その感覚の芽を
私が摘むわけにはいきません。

その子にとっては、ほんの少し遠回りになるかもしれませんが
「あれ?やっぱりこっちの方がいいかな?」
ということに気がつくはずです。

その「気づき」を大切に大切に育てて行きたいと思います。

子供が試合中に、ボールが飛んでくる気配を感じ
自分の考えでポジションを変更したら

「勝手に動いてんじゃねぇ~よ~!」

と、怒鳴られたそうです(by夢太郎さん談)

生意気ではありません。
素直じゃないなんてとんでもありません。

もっと私達大人は、子供たちの「感性」を磨くことを
真剣に考えるべきだと思います。

「俺の言ってることを聞かねぇ~奴は、試合に使わねぇ~」

そんな言葉を言っている指導者が現実にいるそうです。
ちょっと未熟過ぎませんか?

一歩前に出ようとする子供の杭を叩くのではなく
出る杭は伸ばしてあげましょう!

少年野球は、そこに関わる子供と大人が
「共に育つ」ことを知っていれば
もっと子供たちの感性は磨かれるはずです!

9月25日(土)の「きっかけ塾」は・・・

今回の講師は、私が現役引退後に指導させていただいた社会人チームで出会った
大友良浩さん(第二東京弁護士会所属 はる総合法律事務所)
にお願いしました。

大友さんは、東京六大学野球・立教大学でレギュラーとして活躍。
社会人野球・リクルート(のちにローソン)野球部に所属し
クリーンアップを常に任され、その長打力には定評がありました。
引退後に弁護士を目指し、見事に難関の司法試験に合格。
野球界からの転身を、当時のマスコミも大きく取り上げました。

自身の経験から夢を諦めなかったこと
そして法律の話など、今後の私たちの活動にも
大きな意味合いを持つお話になります。

この機会に、ぜひ「きっかけ塾」へご参加ください。

場 所  鴻巣市文化センター 
     「クレアこうのす」 3F 中会議室
      埼玉県鴻巣市中央29番1号 048-540-0540

時 間  18:15  受付け開始
      18:30  スタート
      20:30  質疑応答
      21:00  終了

料 金  大人1名  3000円

申込み  juku@mft.jpまで

締め切り 9/24(金)