海(親)は広いな大きいな☆

日本テレビの24時間マラソンを見た方もたくさんいると思います。
今年のランナーは「イモトマサコ」さん!
126.585キロメートルというマラソン3本分の距離!

私は一度だけフルマラソンに挑戦し完走の経験はあるものの
今の私には無理な距離です!

放送時間内にはゴールできなかったのですが
後に放送された特番を見て思うことがありました。

まず支えてくれたスタッフの方がゴール方向へ送り出した後
泣き崩れていました。

理由は「時間内にゴールさせてあげることが出来なかった!」
その悔しさだったようです。
その姿勢に感動しました。

何とか時間内にゴールさせてあげようと最善を尽くしたようです。
休憩時間を短縮したり、休憩ポイントを飛ばしたり・・・
それは想像できないくらい苦しい葛藤があったことでしょう。
しかし、スタッフの方々はイモトさんにとっては「大きな心の支え」でした。

一緒に走ってくれて・・・
体のケアをしてくれて・・・
励ましてくれて・・・

時には鬼のように、そして時には優しく!
ゴールするために、決してマイナスの言葉はかけていないはずです。

「もし親が近くにいたら・・・」

私が親の立場で近くにいたら、どんな言葉をかける可能性があるか考えてみました。

子供に対しては・・・

「無理するな!」
「痛い?大丈夫?」
「よく頑張ったじゃない?いいんだよ無理なら止めても!」

スタッフに対しては・・・

「もっと休ませてやって!」
「もう限界でしょ?」
「これ以上見てられない!」
「もう止めさせてくれ!」

ゴールと言う目標があるにも関わらず、親は知らず知らずに
子供にとってマイナスの言葉を投げかけるものです。

ここにも親の距離感が存在します。

イモトさんの両親はゴールで娘の帰りを待ち続けました。

ゴールしたイモトさんは

「時間内には走れませんでしたが、完走しました。
 私はあなたの娘です!産んでくれてありがとう!」

そう母親にメッセージを送りました。

親にとってこんな嬉しいことはないでしょう!

親が口を出すべきポイント!
絶対に出してはいけないポイントがあります。

親には出来ない事もあるでしょう!
いかに第三者の力が必要か今回のマラソンを通じて
「気づき」がありました。

少年野球の世界も親とチームの指導者、そして子供が
三位一体にならないと・・・!

親が口を出さずに見守るためには
大きな大きな広い心が必要です。

結果ばかりしか見えない人には気が付かない世界です(^^;)

意外な結果(^^;)

埼玉スクールの子供達にアンケートを取りました。

質問内容は
「お父さん、お母さん、じいちゃん、ばあちゃんが
 練習や試合を毎日見に来て欲しい人?」

「・・・・・」

一人だけ手を挙げました!

「じゃあ、来て欲しくない人?」

結果はその他全員手を挙げました。

「まぁ、たまになら来てもいいかなぁ~って思う人?」

それでも3割くらいの子供達しか手を挙げませんでした。

「来て欲しくない人は、なぜ来て欲しくないの?」

答えは・・・

「うるさい」
「文句ばっかり言われる」
「説教される」
「集中できない」

それを聞いていた父兄の皆さんは、全身から力が抜けていました(笑)
細心の注意を払って、楽しい空気を作ってから聞いたので
自宅に戻って説教された子供はいないでしょう(笑)

親は子供の為にと思って声を掛けているのに
その対象の子供達の本心は・・・(^^;)

「それも子供の成長には必要」と思う自分もいますが
「子供の本心を聞いてショックを受けた自分」も存在します。

「子供の心を掴むこと」
「信頼関係を築くこと」

これは至難の業ですね。
あー頭が痛くなってきました(^^;)

あくまで埼玉のスクール生の話ですが
「さぁ、明日も頑張るぞ!」と言って帰ったお父さんの背中が
何だかとても小さく、哀愁が漂って見えました(笑)

少年野球という迷路!



先日の24時間テレビの実話のドラマを見ました。
癌に侵された子供が母親に対して言ったセリフ!
この言葉が頭から離れません。

「お母さん!僕は何のため生まれてきたの?」

母親は即座に答えられませんでした。

しかし・・・
「その答えは人に聞くことではなく自分で見つけるものでしょ!」
と母親が涙ながらに訴えました。

亡くなる直前に

「お母さん!答えを見つけたよ!
 僕は家族を愛するために生まれてきたんだね!」

「ハッ」とした瞬間です。

今更ですが「野球はひとつの手段」にすぎないのでは?

野球を始める初期の頃、親は何を子供に望みましたか?
指導者になりたての頃、どんな指導者になりたいと思いましたか?

「明るく健康で大好きな野球を楽しんで欲しい」と願いました。
「仲間をたくさん作って欲しい」と願いました。
「ルールや団体行動を身に付けて欲しい」と願いました。
「あわよくば甲子園に行って、プロ野球選手に(を)・・・」と言うのは
最後の最後の位置づけだったはずです。

しかし、現実はその順序が逆転してしまっています。

子供達が中心に動いていかなければいけない少年野球が
いつしか親や指導者が中心に動いてしまっています。

その「のめり込み」は異常な世界です!

親の役目はなんでしょう?
試合に熱くなり、子供を追いかけることでしょうか?

母親なら自宅に早めに戻って
風呂を沸かしたり、食事の用意をしたりするのが優先です。

子供と一緒に帰りが遅くなり、何も用意できないから
風呂はシャワー!
夕飯は外食!
あるいはお腹のすいた子供を
長時間待たせる場合もあるでしょう!

この事も子供が主役から降りているひとつの現象で
「のめり込み」に気が付いていないだけです。

帰ってきたら、すぐに道具の手入れ!
そしてすぐに風呂!
時間をあまり空けずに夕飯!

空いた時間を宿題や勉強に当てたり、反復練習をしたり・・・
疲れた体を癒すためにも早く寝させてあげましょう!

早めに食事を済ませれば、また夜にお腹が空いて
夜食だって欲しがるかもしれません。

いやぁー
今日のブログはいつにも増して、敵を作りそうな内容です(^^;)

挨拶って?

先日、ある選手のビデオを見させてもらい
試合における動きの確認をしていました。

「順調!順調!」と安堵の気持ちで会話をしていると
たまたまそのタイミングで流れていたのが、試合後の挨拶の瞬間でした。

「おや?」

バラバラで子供達の心が「ひとつ」になっていません。
その品のなさには相当驚きました。
「ダラダラ」です!
スクールではきっちり挨拶の出来る子供なんですが・・・

ビデオを見てその子供のプレースタイルではなく
「チームの環境の悪さ」が気になりました。

私:「いつもこんな感じなの?」
子:「あーはい!」

私:「何も言われない?」
子:「いつも怒られます!」

母親に聞くと「しっかりやれ!」といつも怒鳴られているそうです。

私:「どうやったらいいかわかる?」
子:「わかりません!」

怒られてはいるものの、怒られるだけで何も指導されていません。

私:「その監督さんと××君は朝グランドで会ったらあいさつするの?」
子:「あんまりしません!」

私:「その監督さんとお母さんはどうですか?」
母:「基本、無視です!」

私:「なるほどー

日本人にとって「挨拶」は大切な文化です。
いや、世界共通・・・

私達はいろいろな挨拶を相手によって使い分けています。
国によってもその挨拶の仕方は異なります。
挙手、お辞儀、握手、抱擁、キスなどなど・・・

それが出来なかったり、使い方を間違えると
社会では「否定」されてしまいます。

大きな組織で動いている人ほど

「挨拶は人間の基本だ!」
「挨拶の出来ない人間は信用できない!」

スポーツの世界でも

「礼で始まり礼で終わる」と言われるように
武道精神やスポーツマン精神を大切にしています。

入学や入社試験の面接も挨拶を重視するでしょう!

挨拶をしないと対人関係が崩壊します。
それは人間として「存在」を否定されることに繋がってしまいます。

挨拶はするものの、素っ気ないと
「あいつは無愛想だ!」とこれまた否定!

挨拶はするものの、笑顔がないと
「あいつは暗い!」とまたまた否定!

生きて行く上で、「いかに上手に挨拶できるか」が
大きなポイントとなります。

しかし、こんな難しい御託を並べても子供には難しいでしょう!

本来は「挨拶するのは当たり前の世界」です。
挨拶するのに説明は要らないと思います。
心で自然に感じるものです。

しかし、残念ながら説明しないとわからない子供がいるのも事実です。

「挨拶したのに挨拶されなかったどうだ?」

「皆でバラバラの挨拶と綺麗に揃って挨拶するのとどっちがカッコイイ?」

「大きな声と小さな声ではどっちが相手に気持ちが伝わる?」

そんな話から大人が身をもって挨拶する姿を子供に見せるべきです!

一日の始まりの挨拶!
一日の終わりの挨拶!

親子であっても必要です。

それが野球のプレーに繋がるところに
野球の「深さ」があるのではないでしょうか?

皆さんはどう子供達に伝えていますか?

運動能力について考える

子供の野球スクールに携わりながら想う事があります。
それは子供の「体」の変化について!

指導のテーマは「身のこなし方」!
しかし、この「身のこなし方」に異変を感じます。

前転・後転・側転が上手に出来ません。
跳び箱・飛び込み前転・開脚前転に到っては危機感さえ感じます。
逆上がりができない子供が増加しています。

そして、体が固いのです。
股関節の硬さだけではなく筋肉の硬さも目に付きます。

この二点は決して野球だけではなく
子供達の運動能力低下に大きな影響があると考えています。

その原因は?

・学校体育の崩壊
  スポーツより勉強
  競争意識(順番)を植え付けない
  怪我をさせたら大変
  授業数の減少
  必修科目から選択科目へ移行

・種目の固定化
  野球だけ、サッカーだけ

・指導者、親の問題
  長時間練習
  精神的圧力のかけ過ぎ
  技術の早熟
  過保護
  運動嫌いな子供を増やしている
  コミュニケーション不足

その解決策は?

子供は、そもそも飛んだり跳ねたりするのが大好きです。
しかし「楽しくない」とその身のこなしをしなくなります。
精神的にも「怒鳴られてばかり」だと萎縮してしまい同じ傾向になります。

「飛ぶ」「跳ねる」は子供の運動能力に大きく関わってきます。
「いかに上手に遊ばせるか」が運動能力の差として現れます。

野球チームであれば勝負はウォーミングアップです!
マット運動能力と野球技術能力は一致します。

逆に運動能力が高ければ、あまり技術を教える必要はありません。
手取り足取りも必要かもしれませんが
「勝手に上手くなる選手」を増やしていくべきでしょう!

勝った負けた
大人がのめり込む

そんな事は後回しで良いのです。

優先すべきは子供の運動能力を向上させることです。
技術は後からついてきます!

将来大きな花を咲かせるためにも・・・
「子供の体」について考える時間が必要です。

その事に気が付けば
子供に対してのオーバーワークの恐さに気が付くでしょう!
なぜ子供が肘・肩を痛めるのか理解できるでしょう!

少年野球に携わっている指導者の方が
「朝から晩まで練習しています!」
「毎日夜間練習をしています!」

と自信満々で言う方もいますが、私はその瞬間に心が痛むだけです。