「野球は楽しいスポーツ」のはずなのに
いつしか知らぬ間に「苦しさを乗り越えるための競技」へ
移行してしまった。
子どもが楽しむために、あるいは
子どもが学ぶためのスポーツの場なのに
大人が「子どものために」という武器をかざし
自分の居場所を作り、勝ち負けを競い
一喜一憂してしまっている。
子どもが主役であること
純粋なスポーツであること
そして楽しむこと
この原点に帰ることはできないだろうか?
「元気がない」
「集中しない」
「やる気がない」
この原因の大半は、大人にあり
チームの指導方針や、考え方に何か問題がある・・・
仮に違ったとしても、そう考えた方が
良い方向に流れて行く。
楽しいのだから、声は自然に出てしまう。
楽しいのだから、集中する。
楽しいのだから、生き生き見える。
その姿こそ、大人が「幸せ」を感じる子どもの姿だと思う。
大人に原因があるのに
「声を出せ!」
「集中しろ!」
「やる気を出せ!」
と怒っている姿は、異常な光景に映ってしまう。
子どもが元気でいてくれることに
「感謝」を忘れてはいないだろうか?
今回のキャンプを支えてくれたスタッフの皆さんは
そこを理解してくれているので、
「みんなで楽しみましょう!」
そう言って至らぬ私を支えてくれている。
その献身的な姿こそ、毎年キャンプを支えてくれた
南三陸町の方々への恩返しだと思う。
素晴らしい仲間に、感謝します。