自分のことで精一杯の子供!
自分のことだけではなく、他人の面倒も良く見れる子供!
その違いは大人になった時に大きな差となって現れます。
「空気を読めない人!」
私もその一人です(^^;)
野球は自分中心で物事を考えるスポーツではありません。
ピッチャーはバッターは抑えようとします。
バッターはピッチャーを打ち崩そうとします。
攻撃チームは相手から点を取ろうと考えます。
守備チームは相手に点を与えないように考えます。
そこには「読み」や「かけひき」が必要です。
相手(敵)の気持ちが理解できないと
何を考えていて、どう動いてくるか?
まったく理解できません。
自分中心でしか物事を考えない子供は
相手の気持ちがわからないので「気の利いたプレー」はできません。
大人でも同じ事が言えると思います。
「気の利かない人」は場の空気を読んだり
痒いところに手が届くような行動にはなりません。
「指導」においても「作戦」においても野球には向かないでしょう!
子供たちを「空気を読める人間」に育てなければいけません。
そのためには・・・
相手を思いやる気持ち!
この事を野球を通じて教えなければなりません。
野球にはその題材がたくさんあります。
「自分さえ良ければ」が現代社会です。
電車内の携帯電話しかり
優先席での譲り合いしかり
音漏れしかり
タバコの問題しかり・・・
すべて自分中心で考える人間はまったく気にならない行為です。
最近の日本は悪質な犯罪が増加しています。
簡単に人を殺したり、火をつけたり、いじめたり、、、
その犯罪の動機も
「むしゃくしゃしてたから・・・」
「誰でもいいから・・・」
その理由はあまりにも自分勝手過ぎます。
その予備軍を作らないようにしなければなりません。
少年野球のテーマは「健全な青少年の育成」です。
それを教える大人は「健全な中・高年」でなくてはなりません。