日別アーカイブ: 2010年4月11日

子供らしさを失わず、年齢に応じた成長を!

「子供は子供らしく」が私の持論です。

子供達に対して
「感謝しなさい」とか「礼儀正しく」
という言葉を聞きますが、これは大切な教えです。
私も口に出して言うセリフです。

しかし、完璧を求めるのは無理があります。
年齢に応じたもので良いでしょう!

「できないくらいがちょうどいい」

人前でしっかりした態度を取ると
周りの大人たちは「しっかりしてるねぇ~」と褒めてくれます。
言われた親も悪い気はしません。

スクールで初対面の子供が
あまりにも礼儀正しいと私は「不安」になります。

大人だって「感謝」を知らない人がたくさんいるし
大人だって「礼儀」を知らない人がたくさんいます。
私もその一人です。

私の場合でお恥ずかしいのですが
感謝の意味を少しだけ知ったのは、ごく最近です。

子供は「感謝」の言葉を大人からよく言われるので、
大人が喜ぶだろうと「感謝」の言葉を使う子もいます。

まったく意味を知らない子だっているでしょう!
知り過ぎている子供もいるでしょう!
知りすぎたり、重く考えている子供が危険です。

それは・・・
「勝負強さ」が消えてしまうからです!

「子供は子供らしく」を求める理由は
感謝の言葉を重んじると行動が慎重になります。
礼儀を重んじすぎると周りに「気を使い過ぎ」てしまいます。

考え過ぎて一歩前に出る事を忘れてしまいます。
失敗を恐れるようになってしまいます。

子供の時期は「甘える」とか「逃げ道」が必要です。
家でも、学校でも、チームでも
結果を求められては「逃げ道」はありません。

「楽しく」

それが、これらの難しい問題を解決してくれます。
子供たちの成長には「楽しく」が絶対に必要です!

ところで・・・

なぜ「正論」を言うと角が立つのでしょう?
それは今の環境が歪んでいるから・・・

正義感を持って発言すると「無視」される
意見を言うと「嫌われる」
正論を言うと、言われた方が「逆らっている」と捉える
現状維持しか望まない

それはすべて「自己中心的な考え」が存在するからです。

常々言っているとおり
「子供が主役」が理解できれば
争そわずに、そしてふさいでる耳を「聞く耳」に変えてくれます。