プロ野球の世界は結果が全てです。
しかし、少年野球は決してそうではありません。
技術的な例をあげると「空振り」したから悪いスイング!
「ヒット」を打ったから良いスイング!
決してそうではありません。
何かを掴もうとした時に・・・
何かを変えようとした時に・・・
「空振り」をすることが多々あります。
そんな時に
「大丈夫!今のは良いスイングだよ!」
と言ってあげると子供は大きく変化します。
ただ、何が良くて何が悪いかは勉強する必要があります。
フライを打ち上げると怒られます。
「フライなんて打ち上げてるんじゃねぇ~」
しかし、バットがボールに入る角度がもう少し違っていれば
素晴らしい打球に変わります。
むしろ「ゴロを打て~!」と言ってる方が
ボールの頭ばかり打つわけですから
手首を早く返してこねてしまったり
ヘッドが投手方向に出なかったり
スイングの軌道に変なクセがついたり
捕手寄りの肩が早く突っ込んで開いたり・・・
その弊害がたくさんあることを知っていて
「ゴロを打て~!」と指導しているのでしょうか?
ただし、本質を充分に理解したうえでの指導であれば
私がとやかく言うべき問題ではありません。
スクールに来る初対面の子供のスイングを見て
「いつもゴロを打てって言われてるの?」
と聞くと、ほとんどの子がうなづきます(^^;)
「もったいないなぁ~」と思える子も少なくありません。